最近、アナログレコードが新しく発売されるケースが多々あります。「ヴァイナル」という呼び方をされることもあります。それなりのオーディオ機材で聴くことができれば、CDよりもレコードのほうが音質がいい、というか、深みや現実的な肌触りがある、というような話もあり、愛好家が多くおられるのでしょう。
かつてレコードを出していたけれどもレコードがなくなり一旦CDだけになっていたところ再度レコード化という場合もあり、今まではCDしかなくてこの機会が初めてのレコード化の場合もあり、No.1119でご紹介した「一本の音楽」のカバーのように、新しい作品なのにレコードしか出さないというケースもあり、様々です。
レコードは昔に聴いたことはありますが、以前からそれほど音質などを追及しているわけではないので、個人的には、CDで十分なのではないか、むしろスマートフォンで聴きたいので、コピーなどが容易なデジタルファイルが一番便利ではないか、と思ってしまいます。
例えば、村田さんの初期3枚のアルバムくらいはレコードを持っています、が、もう何年も聴いておらず、聴こうという気も出てきません。そもそも、ほこりだらけのはずなので、いまさら聴くことは無理ではないかと思います。
それに、レコードはCDに比べて使いにくい、傷みやすくて、取り扱いに注意が必要ということで、面倒な印象があります。
皆さんはいかがでしょうか?
いまさら、村田作品が再レコード化される可能性とかあるんでしょうか?
希望するかたとか多いのでしょうか?
仮に自分は聴かないとしても、レコードが出ることで、選択肢が増えることはいいような気もしますが…。
先の平松愛理さんの「宇宙でたったひとつの今日(album ver.)」の紹介で編曲をしていた清水信之さん。
清水信之さんは、個人的に好きな編曲家の1人なのですが、村田さんとの接点はあったのでしょうか?
村田さんに近い人では
平松愛理
安部恭弘
伊豆田洋之
など人々の作品の編曲しています。
他にも、EPO、それから、竹内まりやをちょっと。
他方、清水信之さんと少し上の世代との接点、関係がどれだけ深いのかもよくわかりません。
はっぴいえんど、ティンパンアレー
松任谷夫妻
山下達郎、吉田美奈子
坂本龍一
などなどの皆さんです。
その世代の中で、唯一、大貫妙子の編曲はしています。
そこで、加藤和彦とは接点は間違いなくあります、他方、大貫妙子のあるアルバムで競演していた、坂本龍一とは接点はあったのでしょうか?
清水さんについては、ほとんど情報がないと言ってもいいでしょう。
以前から「村田和人本」を希望しているわけですが、「清水信之本」もそろそろ刊行していただきたいところです。そういうものがあれば、清水さんについてのさまざまなことも分かってくるのではないかと思います。
最近、編曲家の人の本がいろいろと刊行されています。萩田光雄、船山基紀、瀬尾一三、大村雅朗(そして少し昔になりますが、林哲司)。いずれも、本人または関係者のインタビューや編曲作品リストが掲載されているような構成。この流れで、清水信之とと井上鑑を希望します(井上鑑さんは、何冊か本を出しておられますが、「編曲作品リスト」のような記録的な内容の本ではありません)。
話が村田さんからかなりそれてしまいましたが、以前、No. 728(2013年2月3日 14:14)で【村田和人と佐橋佳幸】というのを書きましたが、村田さんは佐橋佳幸さんとの接点があるわけですから、清水さんとも接点があったのではないかと思っていますが、さて?
最近、村田さん関連の動きがないですね~。
以前から希望している「村田本」の動きも聞きませんし、残念です。
様々なことを遅らせている、新型コロナウィルスの影響もあるのかもしれません。
遅すぎないように、という懸念は持っていますが、それでも待ちますよ、いつまでも。
ちなみに、割と最近のものとして、こんなブログ記事がありましたのでご紹介。
Real Life Journal.
村田和人「一本の音楽~MOON YEARS~」について。
https://ameblo.jp/rljp/entry-12603521958.html
(2020-06-12)
No.1088、No.1093、No.1102、No.1107でご紹介したベスト盤『一本の音楽』(2020年)ですが、「リマスター(リマスタリング)」のようです。
ペット・サウンズ・レコードのページに、そう紹介されていました。
http://www.petsounds.co.jp/ordermurata.html
でも、No.1107でご紹介したワーナーのページでは、そんな記載なかったんですが…。
https://wmg.jp/murata-kazuhito/discography/22354/
なお、ペット・サウンズ・レコードのページによると、ビクターのベスト盤『エヴァーグリーン・ワークス ~永遠に続く輝き』(2019年)もリマスターのようです。
いまだに、「リマスター」の意味がよくわかっていないところがありますが、もちろん編曲も変えず、リミックスもせず(基本はマスターテープの音そのままで)、原盤制作(マスターテープから原盤に音を録音する(落とす)こと)だけをやり直して、ただ以前よりも録音技術がよくなっているので、音がよくなった(ノイズなども除去できる?)、ということではないかと。
何にしても、音がよくなることはいいことです。ところで、最新ベスト盤のこの「音が更に良くなった」というのは、その「よくなった」レベルというか程度がよくわからないのですが、2012年盤の「デジタル・リマスター&SHM-CD仕様」よりもよくなっているのでしょうか? 2012年盤の「SHM-CD仕様」というのが、かなりよさそう?なのですが、それよりもさらにいい音なのでしょうか? わかりませんね。
なお、No.1120で選んでいた「Lady September」「So Long Mrs.」「GIMME RAIN」のうち、前2曲はこの2020年のベスト盤に収録されていますね。好みが自分だけ変じゃなくて、よかった。
前回ご紹介した、The Pen Friend Club(ザ・ペンフレンドクラブ)による「一本の音楽」のカバーですが、なぜ、今回、数ある村田作品の中からこの「一本の音楽」が選ばれたのでしょうか? 当方には、少なからず疑問がありますので、少し考えてみましょう。
まず、なにはともあれ、いい曲だから、というのがありえます。
しかし、個人的には、いい曲であることは全く否定しませんが(杉真理的な言い方をすれば、「はじめからCM曲として作られたのにもかかわらずいい作品である」)、村田作品として「1曲」だけ選ぶとしたら、自分なら「一本の音楽」は選びません。個人的には、例えば、同時期の1~3枚目のアルバムで考えると、それぞれ、「Lady September」「So Long Mrs.」「GIMME RAIN」となります。ただ、若いメンバーの皆さんにとっては、少し感じ方が違うのかもしれません。
次に、この作品を、メンバーみんなが気に入った、ということもありえます。
これは否定できないですね。皆さんが気に入ったと言っているんだったら、「それはおかしい」などと他人がいえませんから。ただ、ほかに気に入った村田作品はなかったのか? また、おそらくリーダーの平川氏が、この作品を提案して、みんなに聞いてもらったということではないかと思いますが、その部分で、何故この「一本の音楽」を提案したのだろうか、という疑問は残ります。たぶん、平川氏は、村田さんの作品をいろいろと聞いておられるのではないかと思いますので、他の作品になる可能性もあったのではないでしょうか。それとも、平川氏の提案を待つまでもなく、メンバーは「一本の音楽」くらい知っていた?
最後に、(スマッシュ)ヒット曲、有名曲だったから、というのもありえます。
しかし、このグループが自分たちの音楽を聞く人々として想定しているターゲットは、若い人々ではないでしょうか? とすると、1983年に出された「一本の音楽」なんて知らない、それどころか、村田和人する知らない(!)という人たちがほとんどではないでしょうか。とすると、ヒット曲、有名曲であっても、そういうファンには全くアピールしないことになります。そもそも「一本」って、何なの? という反応が返ってきそうです。カセットテープを知らない、使ったことがない世代ですね。ですから、村田作品の中から、わざわざヒット曲を選ぶ必要はない。
それとも、当方のような、当時を知っている人間をリスナーとして獲得しようとターゲットを考えた、ということでしょうか? う~ん? わざわざそんなことをするでしょうか? 必要性ありますか?
ということで、あまり建設的ではない検討だったようにも思いますが、どうやら、とにかく「メンバーみんなが気に入った」というのが理由ではないかと思われる、というのが本日の推測です。
なお、このカバー曲、前奏が原曲に沿って作られているけれど、もちろん大きく感じが違いますので、前奏を聞くとカラオケ店のカラオケかな、とつい思ってしまいます。