少し前ですが、次のコンピレーションアルバムが発売されています。
CITY POP STORIES –'70s & '80s-
ヴァリアス
¥ 9,240(税込)
RELEASE DATE : 2024/11/1
NUMBER : DQCL-3929
LABEL : CSレコード
ソニーミュージックショップ限定発売です。
概要は、以下のとおり。
[1] CD4枚組
[2] 三方背BOX
[3] ジュエルケース
[4] ブックレット(ジャケット・歌詞・解説を掲載/各24P/各ジュエルケースに収納)
重さ:約475g/サイズ:縦130mm×横144mm×奥行(幅)46mm
4つのテーマに基づき全72曲を4枚のCDに収録、ジャケットには鈴木英人、選曲・解説は栗本斉、ということです。
この中に、村田さんの「電話しても」が収録されています。DISC 4「Love Affair」の7曲目です。
以下、収録内容です。
■ DISC 1「City Lights」
1. シュガー・ベイブ/SHOW (3:29)
作詞・作曲・編曲:山下達郎
2. 吉田美奈子/LIGHT'N UP (5:45)
作詞・作曲:吉田美奈子 編曲:吉田美奈子、L.Leon Pendarvis、清水靖晃
3. 松原みき/真夜中のドア~Stay With Me (5:09)
作詞:三浦徳子 作曲・編曲:林 哲司
4. 大橋純子&美乃家セントラル・ステイション/クリスタル・シティー (3:59)
作詞:竜 真知子 作曲・編曲:佐藤 健
5. 佐藤奈々子/サブタレニアン二人ぼっち (3:10)
作詞:佐藤奈々子 作曲:佐藤奈々子、佐野元春 編曲:大野雄二
6. 伊藤銀次/BABY BLUE (4:12)
作詞:売野雅勇 作曲・編曲:伊藤銀次
7. 佐野元春/二人のバースデイ (4:37)
作詞・作曲・編曲:佐野元春
8. 小坂 忠/流星都市 (3:52)
作詞:松本 隆 作曲・編曲:細野晴臣
9. 五輪真弓/東京 (2:55)
作詞・作曲:五輪真弓 編曲:David Campbell
10. 惣領智子/City Lights by the Moonlight (3:49)
作詞:Kuro & Kyozo 作曲・編曲:惣領泰則
11. 池田典代/Dream In The Street (4:56)
作詞:池田典代 作曲・編曲:山下達郎
12. 桑名正博/ダンシング (6:32)
作詞:松本 隆 作曲:桑名正博 編曲:桑名正博&TEAR DOROPS、船山基紀
13. 岩崎宏美/Street Dancer (5:06)
作詞:橋本 淳 作曲・編曲:筒美京平
14. 難波弘之/パーティ・トゥナイト(地球を遠く離れて) (4:01)
作詞:有働ゆかり 作曲・編曲:難波弘之
15. スターダスト☆レビュー/I'm Getting On Without You (5:32)
作詞・作曲:三谷泰弘 編曲:スターダスト・レビュー
16. 山口百恵/ペイパー・ドリーム (4:12)
作詞:浅野裕子 作曲・編曲:萩田光雄
17. 高橋ユキヒロ/SARAVAH! (4:01)
作詞・作曲:高橋ユキヒロ 編曲:坂本龍一、高橋ユキヒロ
18. 山本達彦/摩天楼ブルース (3:18)
作詞:杉山政美 作曲:山本達彦 編曲:NOBODY
[Total Time 78:44]
■ DISC 2「Ocean Breeze」
1. 南 佳孝/プールサイド (3:52)
作詞:来生えつこ 作曲:南 佳孝 編曲:坂本龍一
2. 大貫妙子/夏に恋する女たち (4:42)
作詞・作曲:大貫妙子 編曲:坂本龍一
3. ブレッド&バター/SUMMER BLUE (3:59)
作詞:小林和子 作曲:岩沢二弓 編曲:細野晴臣
4. 稲垣潤一/夏のクラクション (3:49)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:井上 鑑
5. 郷 ひろみ/入江にて (4:27)
作詞:竜 真知子 作曲:林 哲司 編曲:萩田光雄
6. 佐藤 博/YOU'RE MY BABY (3:44)
作詞:Lorrain Feather 作曲・編曲:佐藤 博
7. 鈴木 茂/LADY PINK PANTHER (2:53)
作詞:松本 隆 作曲・編曲:鈴木 茂
8. 加藤和彦/Gardenia (4:24)
作詞:安井かずみ 作曲・編曲:加藤和彦
9. サーカス/夏の恋人 (3:53)
作詞:竜 真知子 作曲・編曲:小川よしあき コーラス・アレンジ:有賀恒夫
10. 松田聖子/セイシェルの夕陽 (4:16)
作詞:松本 隆 作曲・編曲:大村雅朗
11. 桐ヶ谷 仁/ウィンド・サーフィン (4:01)
作詞:山上路夫 作曲:桐ケ谷 仁 編曲:松原正樹
12. ケン田村/A LITTLE BIT EASIER (4:52)
作詞・作曲:ケン田村 編曲:鈴木 茂
13. 広谷順子/Day Dreamin' (3:43)
作詞:竜 真知子 作曲:広谷順子 編曲:佐藤 健
14. 菊池桃子/Ocean Side (4:38)
作詞:青木久美子 作曲・編曲:林 哲司 ブラス編曲:兼崎順一
15. サディスティックス/ON THE SEASHORE (6:09)
作詞:高橋幸宏 作曲・編曲:後藤次利
16. 亜蘭知子/Midnight Pretenders (5:42)
作詞:亜蘭知子 作曲:織田哲郎 編曲:西村麻聡
17. 伊藤美奈子/誘魚灯 (3:36)
作詞:田口 俊 作曲:桐ヶ谷 仁 編曲:松任谷正隆
18. 伊勢正三/Sea Side Story (4:33)
作詞・作曲:伊勢正三 編曲:森 一美 & Target
[Total Time 77:24]
(つづく)
せっかくなので、Spotifyで湯川トーベンのアルバムを少し聴いてみました。具体的には、『ハナ』(1999年)、『うた』(2002年)、『そら』(2005年)の3枚です。そうしたら、結構肯定的な印象を受け、なじんでいる音楽という感じがしました。なぜ、「なじんでいる」と感じたのか、その理由はよくわかりません。
フォーキーなロックであり、ときには、はっぴいえんどを、ときには、ビートルズを感じたりしつつ、ボーカルもうまいし、ぜひ、皆さんもお聴きください。
なお、湯川トーベンさんのアルバムは他にも配信されていて、発表されているものは、ほとんど聴くことができるようでもあります。ただ、CDに収録されている「ボーナス・トラック」は配信されていないようです。他のアルバムも、さらに聴いてみるようにします。
あと、村田さんがコーラスで参加している可能性がありますが、この3枚を聴いた限りでは、わかりませんでした。以前にも書いたように、他の人のアルバムに参加しているときの村田さんのコーラスは、ときに意図的に個性を出さないようなコーラスを目指しているかのような場合がありますので、参加しているのかどうかを聴き分けるのはなかなか難しいかもしれません。
村田さんの命日である2月22日(村田の日)に、「すけべんこいた」がまたもやトリビュートライブを開催するそうです。
2025年2月22日(土)
オープン17:00/スタート18:00
前売4500円/当日5000円
会場:都雅都雅(とがとが)
湯川トーベンさんのfacebookで発見しました。よりくわしくは、こちらをどうぞ。
https://www.facebook.com/toben.yukawa
https://www.facebook.com/photo?fbid=1342187850453791
12月8日にチケット販売は開始しているそうです。
お時間あるかたは、ぜひ。
ついでに、湯川トーベンさんに関連する他の情報もご紹介します。村田さんとは必ずしも関係ありませんが。
1.湯川トーベンさんの娘さん、湯川潮音(ゆかわ・しおね)さんは、実はミュージシャンです。CD/LPも出ていて、一部はSpotifyでも配信されていますので、ぜひお聴きください。いやいや、そういうことなら、湯川トーベンさんご本人のアルバムも多く配信されていますので、お聴きのがしなく。
2.YouTubeで、村松邦男さんと音楽ライター川村恭子さんというかたが、『とりあえZOO』という、ゆる~いトーク番組を毎週アップしているのですが、ゲストもかなり登場しています。それがもう150回になるそうで、だからというわけでもありませんが、最近湯川トーベンさんが4回も連続してゲストで登場なさっていますので、お時間あるかたはご覧ください。といっても、ゆるい(ゆるすぎる)ので、役に立つことはないかもしれませんが(笑)。
二名敦子さんのエッセイ、第3回(前回ご紹介しましたが)と第4回が公開されています。
【#3】夏イメージと作詞(2024年11月29日)
https://popeyemagazine.jp/post-234978/
【#4】復帰後のライブ活動(2024年12月6日)
https://popeyemagazine.jp/post-234730/
これで終了だそうです。
いずれにも、村田さんの写真が掲載されています。
第3回には、村田さんが遺した曲についての顛末が書かれています。安藤芳彦さんも登場しています。
どうぞ、ご覧ください。
次のURLに二名敦子さんのポパイのエッセイ「第2回」(2024年11月22日)が公開されていますので、ご関心のある方はご覧ください。(第1回は、2024年11月15日)
https://popeyemagazine.jp/post-234019/
今度は、村田さんはお名前しか出てきませんが、代わりに?山本圭右さんと小板橋博司さんの、最近の写真(? すごく最近ではないのかもしれませんが、昔の写真ではないという意味です)が掲載されています。
第1回と同様に「期間限定」と記載されているため、早めにご紹介いたしました。
第3回はいつかなと思っていたら、もう出てました(2024年11月29日)。
https://popeyemagazine.jp/post-234978/
村田さん再登場。詳しくは、また。