涼やかに走り、しなやかに踊る。
これがクール・サイド・オブ・パイパー!
初めてのベスト盤をここにリリース!
パイパー(PIPER、Piper)に関するページをいまさらですが、発見しましたのでご紹介します。
https://stepsllc1218.com/piper/
メンバーの写真が掲載されているのが貴重なのはもちろん、こんなに詳しい説明や解説は今まで存在しなかったのではないかと思うほどです。
また、ベスト盤の対象から1枚目のアルバムがはずされている理由も記載されています。(理由があってわざわざ対象からはずしたんだということがわかります。)
パイパーファンの方はもちろん、村田ファンも必見です。
昨年のベスト盤が出たときにそのレコード会社(ステップス・レコーズ)によって作成されたページのようですが、こういうことがあるから、ベスト盤や再発は、ファンにはうれしい機会になりうるということです。
今後も期待しましょう。
No.1266でご紹介した2006年のDVD『KAZUHITO MURATA Best Live Performance of MOON Tracks』ですが、このライブの時のメンバーは、どなたなんでしょうか?
このDVDは2006年に頒布されたわけですが、収録されている日清パワーステーションのライブそのものについては、1988年、1994年、1995年という年代表記があります。No.1287に書きましたように、1989年の『太陽の季節』の時点ですでに湯川トーベンさんがアルバムに参加なさっているということは、DVDのこれらのライブの時点では、すでに、よく紹介される、次の「村田バンド」メンバーになっている可能性はあります。
山本圭右(Gt)、湯川トーベン(Ba)、向山テツ(Dr)、小板橋博司(Per)、友成好宏(Key)
他方、1988年のライブなどは、先にご紹介した『My Crew』(1984年)における、次の旧メンバーの可能性もあります。
阿部 薫(Dr)、山内 薫(Ba)、山本圭右(Gt)、小板橋博司(Per)
でも、これではキーボードが足りませんね。
このDVDの解説(?)などに、収録されたライブで演奏しているメンバーの記載はないのでしょうか?
どなたかご存じのかた、お教えいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
そもそも、「村田バンド」のメンバー変遷どころか、いつ結成されたのかの情報もありません。この情報不足の状況では、村田バンドの全体像を構成することはなかなか大変ですね。
村田さんの3枚目のアルバム『My Crew』(1984年)について、
『当時の村田バンド(阿部 薫/山内 薫/山本圭右/小板橋博司)にキーボードの中西康晴を加えたメンバーでレコーディング』
という紹介がなされていることがあります。
4人のメンバーは、前から、ドラムス、ベース、ギター、パーカッション、ですね。
このメンバーが、その後の以下の5人(No.1287)に、どの時期からどのように変わっていったのか? さらに調べてみます。
山本圭右(Gt) 湯川トーベン(Ba) 向山テツ(Dr) 小板橋博司(Per) 友成好宏(Key)
このテーマ、以前にも書いたかもしれないのですが。村田さんに限った話題ではなく、もっと広い話題です。
Spotifyなどの音楽配信の映像版(映像配信)が出てこないものでしょうか?
いや、そんなの、もうYouTubeがあるからいらないよ、でしょうか?
その通りだとは思います。そして、確かに、アーティストやレコード会社などが、「公式」でYouTubeに画像を挙げている例は枚挙にいとまがありません。
しかし、当方はこの状況についてなかなか理解できないのですが、PV、MVの類は、公式ではなく挙げられているものを含めたとしても、かなりの割合の作品が死蔵されています。要するに、たくさんの音楽関係の映像が、存在するのに見られない、ということです。有償でも無償でもいいのですが、見せようとしない、という発想や行動、それが理解できません。せっかく作ったのに、制作者側の判断で眠らせておく、なぜでしょうか? 自分たちが一生懸命に(?)制作した作品を「お蔵入り」のままにしていて、もったいないと感じないのでしょうか?
アルバムやシングルさらにはDVDのような「形」になって販売(または無料頒布)された作品については、おおむね記録が残っていると思いますが(ただ、まだWikipediaを含めてネット環境がなかった1980年頃には、各アーティストのDiscographyですら情報がなかなかなかったので、現在のような状況は、当然のことではなく、昔と比べて劇的に良くなっているということは心に止めておく必要があります)、頒布されていないような映像作品については、そもそも、存在しているかどうかもわからなくなり、たまたま記憶している人がいれば(制作側の人かもしれませんし、当時テレビで放映された映像をたまたま見た人かもしれません)、存在が確認できるものの、そういった人がいない、または亡くなってしまったような場合には、「実際には存在するのに事実上存在しない」状態になってしまう危険すらあります。YouTubeなどを見ていて、「確かにこんなPVあった、昔見たことがあったけど忘れていた」だけでなく、「えっ、そんなPVがあったのか、初めて見た」というようなことは、実際にあります。例えば、村田さんのPV、MVについて、アルバムのように「○○と○○だけしかない」と、(単に今まで見たことがないから、などという曖昧な理由ではなく)何を根拠にして断言することができるのでしょうか?
YouTubeがあっても公開しようとしないのだから、新しく「映像配信」の仕組みをいくら作っても、どうせ公開しないだろう。確かにその可能性もあります。むしろ可能性は高いかもしれません。しかし、仕組みが多ければ、やがてそれが世の中で一般的になって、死蔵の割合が減る、または少なくとも長期に渡ってであれば減っていく、そういった可能性を少しでも高めてほしい、それが当方の希望です。
音楽作品そのものと同じですが、そこにあるのに見られない、それは勘弁していただきたい、ということです。
このような方向をめざした別のアイデアがないか、さらに考えていきたいと思います。
ざわざわした新年ですが、本年もよろしくお願いいたします。
さて、村田さんの名前で検索をしていたら、コーラスとして参加している作品がたまたま見つかりました。村田さんのデビューからあまり時間がたっていない時期の作品です。
Spitz A Roco『人情』(1984年)
この「スピッツ・ア・ロコ」というグループのメンバーは、以下のとおり。
茂木政弘(Dr.)
金沢春秀(Vo.)
本多君敏(E.G.)
一柳伸朗(Bass)
小板橋博司(Key.)
村田さんの参加は、小板橋さんつながりということでしょうか。ただ、どの曲に参加しているのかはわかりません。
なお、村田さんは、「Kazuhito "Kohkiatsu-Boy" Murata*」とクレジットされているようで、山下達郎のシングル「高気圧ガール」は1983年なので、時期的にはなるほどというところです。