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村田和人(むらた・かずひと)

Spotifyなどの音楽配信の映像版(映像配信)(1295)

このテーマ、以前にも書いたかもしれないのですが。村田さんに限った話題ではなく、もっと広い話題です。

 

Spotifyなどの音楽配信の映像版(映像配信)が出てこないものでしょうか?

いや、そんなの、もうYouTubeがあるからいらないよ、でしょうか?

 

その通りだとは思います。そして、確かに、アーティストやレコード会社などが、「公式」でYouTubeに画像を挙げている例は枚挙にいとまがありません。

 

しかし、当方はこの状況についてなかなか理解できないのですが、PVMVの類は、公式ではなく挙げられているものを含めたとしても、かなりの割合の作品が死蔵されています。要するに、たくさんの音楽関係の映像が、存在するのに見られない、ということです。有償でも無償でもいいのですが、見せようとしない、という発想や行動、それが理解できません。せっかく作ったのに、制作者側の判断で眠らせておく、なぜでしょうか? 自分たちが一生懸命に(?)制作した作品を「お蔵入り」のままにしていて、もったいないと感じないのでしょうか?

 

アルバムやシングルさらにはDVDのような「形」になって販売(または無料頒布)された作品については、おおむね記録が残っていると思いますが(ただ、まだWikipediaを含めてネット環境がなかった1980年頃には、各アーティストのDiscographyですら情報がなかなかなかったので、現在のような状況は、当然のことではなく、昔と比べて劇的に良くなっているということは心に止めておく必要があります)、頒布されていないような映像作品については、そもそも、存在しているかどうかもわからなくなり、たまたま記憶している人がいれば(制作側の人かもしれませんし、当時テレビで放映された映像をたまたま見た人かもしれません)、存在が確認できるものの、そういった人がいない、または亡くなってしまったような場合には、「実際には存在するのに事実上存在しない」状態になってしまう危険すらあります。YouTubeなどを見ていて、「確かにこんなPVあった、昔見たことがあったけど忘れていた」だけでなく、「えっ、そんなPVがあったのか、初めて見た」というようなことは、実際にあります。例えば、村田さんのPVMVについて、アルバムのように「○○と○○だけしかない」と、(単に今まで見たことがないから、などという曖昧な理由ではなく)何を根拠にして断言することができるのでしょうか?

 

YouTubeがあっても公開しようとしないのだから、新しく「映像配信」の仕組みをいくら作っても、どうせ公開しないだろう。確かにその可能性もあります。むしろ可能性は高いかもしれません。しかし、仕組みが多ければ、やがてそれが世の中で一般的になって、死蔵の割合が減る、または少なくとも長期に渡ってであれば減っていく、そういった可能性を少しでも高めてほしい、それが当方の希望です。

音楽作品そのものと同じですが、そこにあるのに見られない、それは勘弁していただきたい、ということです。

 

このような方向をめざした別のアイデアがないか、さらに考えていきたいと思います。

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