以前、何かの時にご紹介したのではないかと思いますが、「記憶の記録」というウエブサイトがあり、様々なアーティストについてアルバムのディスコグラフィ―などが紹介されているページがあります。およそあらゆるアーティストが、ということではありませんが、かなり広く掲載されています。ほとんどの場合、ディスコグラフィーについては、各アルバムのジャケット写真のみならず、収録作品、各作品の作詞作曲編曲情報までが掲載されているので、大変便利です。
その中に村田和人のページがあります。
https://www.kiokunokiroku.jp/artist/000124
ただ、ディスコグラフィーが1995年の『sweet vibration』までなので残念です。その後のアルバムも追加されないのかと期待して永らく見ていますが、なかなかそうなりそうにはありません。
やはり、掲載しているアーティストが多すぎて、網羅的に情報を更新していくというのは難しいのでしょう。
そうすると、Wikipediaのような、多くの人が更新してくれることを想定したページのほうがいいのかもしれませんが、ただこちらも、すべてのアルバムのページがあるわけではないので(すべてのアルバムについて、収録作品、各作品の作詞作曲編曲情報(より望ましくは、さらに、参加ミュージシャンなどの情報)までがあるわけではないので)、なかなかむずかしいところです。
ましてや、かつての「I Love Kaz!」のようなファン作成ページに頼るとしたら、作成しているファンのかたの「更新」のご負担が大きすぎますよね。自分でもできないくせに、他人を頼ってばかりなんて、申し訳なくなります。
「長髪」とくれば、次は、「髭・鬚・髯(ひげ)」でしょう。
村田さんのひげは、結構特徴になっているのではないかと思います。
常にひげを生やしていたというわけではありませんが、アルバムのジャケットだけを見ても、『ひとかけらの夏』(1983年)、『Showdown』(1986年)、『Hello Again』(1993年)で見られます。その他、ベスト盤のジャケットでも村田さんのひげを見られる場合があります。鼻と口の間のみならず、もみあげから顎にかけて。写真で見る限りは、鼻の下のひげとあごひげはほぼつながっているようです。
「ひげ」は無精ひげはともかく、手入れが結構大変だと思いますので、はやしている(はやしていた)理由はお聞きしたこと(または、読んだこと)はありませんが(「夏」や「海」とひげに関係はないでしょう?)、意図的にはやしていたことは間違いないでしょう。好みはあると思いますが、個人的には似合っていたのではないかと思います。
長髪に比べると、ミュージシャンでひげをはやしている人はあまりいなかったように思います。山下達郎さんもあんまり。他方、一時期の細野晴臣さんは、ひげの印象があります。たまたま思い付いただけですが、高橋幸宏さんもひげの印象があります。
そういえば、現在はわかりませんが、パイパーの山本圭右さんもひげをはやしていました。村田さんのひげと関係があるのかもしれません。村田・山本で「ひげコンビ」ですね。
まさかこんな場所で、自分のひげを話題にされているとは、村田さんご本人も、また、山本さんも思わないことでしょう。
「長髪」とは、どれくらいの長さからそう呼ぶのかはよくわかりませんが、村田さんの師匠筋の山下達郎さんは、「長髪」がトレードマークです。少なくとも、過去はそうだった、といえるでしょう。
では、村田さんはどうだったか? というと、当方の知る限りは、そうではなかったと思います。アルバムのジャケットの写真などで見ても、割と長めのときはあったものの、「長髪」とまで言える時期はなかったように思います。
とはいえ、学生時代はどうだったのかまではわかりません。
山下達郎さんと一緒に「ナイアガラ・トライアングルVol.1」に参加した伊藤銀次さんも、1977年のファーストアルバム「デッドリー・ドライブ」のシジャケット写真ではかなりの長髪姿です。
他方、「はっぴいえんど」のメンバーなども当時は長髪のようなので、長髪は1970年代的なものなのかもしれません。
1980年代であれば、村田さんに限らず、近い同胞である、杉真理さんや伊豆田洋之さん、安部恭弘さんなども長髪という印象はありません。
いや、パイパーの山本圭右さんは、その中でも、割と長髪だったといえるかも。
次のページの写真をご参照ください。
https://stepsllc1218.com/piper/STPR038.html
No.1049に、村田さんのビデオについて書きました。今のところ、「SARA!」のビデオはなさそうですが、確証はありません。
そして、「SKY LOVE」と「空を泳ぐ日」のビデオについては、かつて、YouTubeにあったと思ったのですが(どなたか、ファンの方がアップしていたようです)、本日確認したら発見できませんでした。
この2本のビデオについてはどこの会社が管理しているのでしょうか? 東芝EMIでしょうか、それとも、(当時の)村田さんが所属していた会社でしょうか? その会社は、何故、この2本のビデオを「お蔵入り」のままにしているのでしょうか? 何かの「特典」にしようとでもしているのでしょうか? 正直、「特典」などは今後出てこないのではないかと思います。このままでは、いつまでたっても使い途が発生しない、「宝の持ち腐れ」です。
上記のように、ファンの方によりYouTubeにアップしていただけるかもしれません。しかし、それは、いつなくなってしまうかもしれません。
途中で見ることができなくなることがないように、制作し権限を持っている会社が、YouTube(その他の場所でもいいのですが)に公開していただきたい。とにかく「お蔵入り」(死蔵)は避けていただきたい。公開が、権限を保持している会社の社会的な「責任」ではないかと思います。
なお、同じような観点から、別のアイデアを「Spotifyなどの音楽配信の映像版(映像配信)(1295)」にも書いておりますので、ご参照ください。
CDジャーナルのレビューについての続きですが、村田ユニット、ありますあります。
Honey & B-Boys(ハニー&ビーボーイズ)
https://artist.cdjournal.com/a/honey--b-boys/123950
21
https://artist.cdjournal.com/a/twenty-one/120703
Jean & Gingers(ジーン&ジンジャーズ)
https://artist.cdjournal.com/a/jean--gingers/115157
A,M,S&I
https://artist.cdjournal.com/a/-/104362
Aloha Brothers (アロハ・ブラザーズ)
https://artist.cdjournal.com/a/aloha-brothers/187379
なお、村田ソロアルバムでレビューが存在しないのは、自主制作に近い『ピーカン』のみのようです。