今さらですが、CDジャーナルの村田和人紹介ページです。
https://artist.cdjournal.com/a/murata-kazuhito/132253
「プロフィール」「ニュース」「ミニ・レビュー」「CD」「関連アーティスト/これもオススメ!」という構成です。
このページには、かなりの数の村田作品についてのレビューが掲載されています。「再発」でも、重複して新しくレビューが書かれていたりもします。ベスト盤にもレビューが書かれていることがあります。
遡ると、1987年くらいからの村田作品にレビュー(またはガイドコメント)が書かれています。数えてみたら、全部で39件でした(レビューもガイドコメントもないCDもあわせれば65件です)。こんなに村田作品へのレビューが多いページは、ここだけでしょう。
ただし、『ピーカン』のような自主制作的な作品は、さすがに含まれていません。また、村田さんでは該当しませんが、「CD」ジャーナル、ですから、CDではない、配信だけ(こういう例は現在多いと思います)、または、レコード(ヴァイナル)だけ(こういう例は、最近は出てきているようですが、まだまだまれでしょう)、というケースは掲載していないようです。さらに、これも、村田さんは該当しませんが、ソニーの「オーダー・メイド・ファクトリー」のCDなども対象外のようです。
なお、レビューによっては、「くせ」(筆者の個性)が強いこともあるので、ご注意ください。
そもそも、CDジャーナルは、ある時期以降のすべてのアルバムについてレビューを書いているのではないかと思うくらい、膨大な数のレビューが掲載されています。
村田さん関係のユニットとか、そのユニットの各メンバーのグループまたはソロの作品のレビューがあるかどうかなど、お調べいただくと面白いと思います。
さらに、村田さん以外でも、「ええっ!!、こんな人のこんなアルバムが」、という発見があるかもしれませんので、お時間あるときにご確認ください。「アーティスト」でも「CDタイトル」でも検索できます。
なお、「アーティスト」のページの「試聴記(ミニ・レビュー)」と各CDのページに付されている「ミニ・レビュー」とは、基本的に同じ内容のようですが、「アーティスト」のページではなぜ上下に分けて(重複して)掲載しているのか、その理由はよくわかりません。また、各CDのページに「ミニ・レビュー」と「ガイドコメント」の2つが掲載されている場合がありますが(どちらか一方だけの場合もある)、この2つは内容的に、重複感がありますね。
最近も活動中かどうか不明な点もありますが、次のようなバンドを発見しました。
VILLAGE RICE FIELD
https://m.facebook.com/100061858249468/
村田和人トリビュートバンド、ということです。
メンバーは以下の通り。
井原正史(Vo.EG.)、加藤芳隆(EG.) 、野村精治 (EB.) 、池田幸範(Dr.)、小倉睦子(Key.)
次のページにも写真がありました。
村田さんに対するトリビュートの活動についても、どこかで情報をまとめていればいいのですけれど。
『一本の音楽』
シングルではありません、アルバムです。
No.1302で、「「一本の音楽」を歌いたい人ばっかりになってしまう?」と、たくさんの人が「一本の音楽」ばかりを歌うような状況をやや否定的に書きましたが、その後、かえって、このことの実現を真剣に考え始めました。
いろいろな人が、同じ「一本の音楽」を、それぞれの編曲や歌で歌う。
1枚のアルバムが、すべて「一本の音楽」になる。
しかし、それは、決してつまらないことではありません。
それぞれの人が、その歌、その歌を歌った村田さんに込めた思いが、その人が歌った「一本の音楽」からあふれ出てくるのです。
ですから、間違いなく、同じ「一本の音楽」はありません。10曲入りなら、10曲の異なった「一本の音楽」になる。それぞれの曲からは、各アーティストの「一本の音楽」と村田さんに対する思いを感じることができ、それは、おそらく体を震わすような感動にさえつながることでしょう。
そんなアルバム、当方は、実に聴いてみたい、聴きたくて仕方ない。この世にそのような企画が出ることを強く願っています。
パイパーの『ライヴ・ブリーズ』がすでに発売されており、購入なさったりCD店で実物を手にされているかたはご存知だと思いますが、このCDには歌詞カードがありません。驚きです。
「帯」に「歌詞なし」「*歌詞は掲載しておりません。」と記載されています
そんなネガティブな情報、紹介のウエブサイトにも掲載されていなかったですね。(今でも、ありません)
https://stepsllc1218.com/piper/STPR042.html
ライブアルバムだと、歌詞カードがないのが普通でしょうか?
そんなことはありません。
ライブだと、もともとの歌詞と異なる歌詞で歌うこともあるから、ということで、なしにしたということなのでしょうか? それも理解できません。
特に、「Moonlight Drive」(詞:山本圭右/鈴木UG 曲:山本圭右)という未発表曲があるので、それだけでも、掲載していただきたかったところです。
えらそうな言い方で申し訳ありませんが、ステップス・レコーズが、手間を省いて、コスト削減を意図したとしか思えません。
せっかく素晴らしい企画なのに、このことで収録曲やCD全体の質が落ちるわけではないけれど、制作側の姿勢というか、そういうものにがっかりし、大変残念です。
単純に、あらかじめ示していただけていたら、また少し違っていたのではないかと思います。
村田さんのブログですが、2016年2月22日のご逝去から8年が経過した2024年4月現在どうなっているかというと、2017年を最後に更新されていないんですね。残念ですが、仕方ありません。
村田和人 オフィシャル・ブログ
https://kaz-murata.hatenadiary.org
Facebookも残っていますが、やはり、2016年で時間が止まっているようです。
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