なんと、西司さんの、テイチク、メディアレモラス時代の全作品(シングル含む)が、2月1日からストリーミング&ダウンロード配信が始まるとのことです。
すごい、これだ、これこそが当方の望んでいる状態です。すなわち、新作や近作ではなく過去の作品、入手したくても入手できず、要するに聴きたくても聴くことができない、中古で入手できるかもしれないが、今後中古品が市場に出てくるかどうかもわからず、出てきたとしても法外な価格がつくかもしれないという作品が、適切な価格により配信で聴くことができる、しかも、シングルも忘れずに含まれている。
夢のような状態です。会社が違う「Seven Places」「RE-INTRO」がないとか、「The Pip Pops」がないとか、もちろん完全ではないのですが、そんな贅沢は言っていられません。いや、言ってはいけません。
実は、以前に、西さんのツイッターで、メディアレモラスのかつての担当者のかたと話をなさったというようなツイートがありました。それを拝見した時、ちらっと、もしかして…、でもありえない…、と思っていたのですが、まさかまさか。
実際、こういうことは、「交渉事」なんでしょう。実現しようと突き進めば、実現できるかもしれない、ということなんでしょう。
これを1つの機会ととらえ、強引に村田さんに話を移して、村田さんのユニットで、配信されていないアルバムがありますが、これらが配信されるよう、どなたか、ぜひ交渉をしていただきたい。交渉者はどなたでしょうか?
・Jean & Gingers(村田和人、山本圭右、小板橋博司、吉川みき)『The Greatest Hits』(1998年)
・A,M,S&I(安部泰宏、村田和人、鈴木雄大、伊豆田洋之)『奇跡はここにあるのさ』(1999年)
・ALOHA BROTHERS(杉真理、村田和人)『世界のアロハ・ブラザーズ』(2010年)
それにしても、これは、何といっても大ニュースです。村田さんのニュースではなくても、「3大ニュース」に入れたいくらいの(笑)。
容易に聴くことができるようになるということももちろんすごいことですが、それを現実に実現するということのほうがもっとすごい。こんな素晴らしいことを見事に実現なさるとは、西司さんは、何というすごいかたなんだ。尊敬に値します。
もうすぐですが、2月1日を楽しみに待ちましょう。
過去の作品がもっとどんどんと配信されて、聴きたくても聴くことができないような作品がなくなる、そんな時代がやってこないものでしょうか? もはや、現実性のない夢の話ではなくなっていると思います。
CD販売中なら、配信されなくても、CDを購入します。問題は、何度も繰り返して書いていますように、CDも(通常の価格で、常識的な価格で)入手できない、配信もない、したがって聴くことができない、そういう状態です。そういう状態を解消していただきたいのです。どうかよろしくお願いいたします。
かなり以前にこのスレをご覧いただいたかたにご紹介ただいた、福永恵規「Blind Summer~やさしい誤解~」、村田和人さんとのデュエットなのですが、ふとSpotifyで聴くことができることに気づきました。
『SAMBO』という1987年の2枚目のアルバムの5曲目に収録されていますので、検索してみてください。村田さんの若い声を聴くことができます。
なお、作詞 麻生圭子 作曲 村田和人 編曲 西平彰、だそうです。西平彰の作品にしては、冒険のない穏やかな編曲ですね。村田さんのコーラスを入れたほうがよかったのではないかと個人的には思います。
それから、同じアルバムの1つ前の曲「三日月のピン・クリップ」も同じ制作陣(作詞 麻生圭子 作曲 村田和人 編曲 西平彰)ですが、村田さんのボーカルは入っていません。
こういう場合、Spotifyというような配信は大変便利です。その曲のためだけにCDを入手するわけにはいかないというような場合、または、CDがそもそも入手できなくなっているような場合、です。
このような「配信」「サブスク」は、実質的には、書籍に取っての「公立図書館」の代わりの役割を果たしているのではないかと思います。自分で購入しなくても良く、また、品切れなどで購入できない状態であっても、聴くことはできる、ことになります。
以前書いたかもしれませんが、著作権の関係もあり、書籍よりも、公立図書館でCD・レコードを収蔵・貸出することが、かなり限定的であり、今となっては大変困った状態なのですが、Spotifyなどの配信が、これを補う役割も果たしてくれているということになるのではないかと思います。もちろん収録範囲は完全ではありませんが、一般論としては、書籍よりも、かえって、便利になっている面もあります。わざわざ借りに行かなくても、ネットですぐに聴くことができるという点です。
最後に、村田さんの『空を泳ぐ日』の最後に「優しいなんて誤解」という作品がありますが、今回のデュエット曲のサブタイトルと似ていますが、この作品との関係はあり? 曲が同じというわけではなく、曲調もかなり違います。
少し前のものですが、金澤寿和さんにインタビューした産経新聞の記事をふと発見しました。
https://www.sankei.com/article/20221219-NZRX25TBERCSRAJUVOVGMGMJVU/
山下達郎より切ない大失恋ソングも クリスマスに聴きたいシティポップ11選(前編)
2022/12/19 15:05宇野 貴文
https://www.sankei.com/article/20221220-DWCIQLXTCNGCJDD5A2LI67RBSA/
愛の祈りはミポリンより情熱的に クリスマスに聴きたいシティポップ11選(後編)
2022/12/20 14:30宇野 貴文
この「前編」で村田さんの「Flying Santa Claus」が紹介されています。前にも書きましたが、個人的には、この作品は大好きで、こういう「冬ソング(冬うた)」をもっと追及していただいても良かったんじゃないかと思っていたのですが、残念ながらもう遅くなってしまいましたね。
このページには、ギターを弾きながら歌を歌っている村田さんの写真も掲載されていますので(1986年4月とありますが、何の写真?)、ぜひご覧ください。
こういった紹介記事も、あまり時間がたたないうちに消去(削除)されてしまうんでしょうね。以前から思っていますが、ネット上の情報は浪費されていますね。もったいないことです。
村田和人に関連する「用語」「言葉」を、写真とともに「あいうえお順」に並べた「村田和人事典」、こんなものもぜひ制作していただきたいところです。
あれば、村田ファン必携の本ですね。
これだけ独立させると量的に少なすぎるということであれば、「村田本」の一部にしてもいいですね。
更に図に乗れば。「村田和人図鑑」でもいいですよ(笑)。
年初からいろいろとアイデアをもて遊びつつ、今年こそ、なんとか「村田本」が出版されないものかと夢想しております。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、本年最初の話題はシングル「SARA!」です。
「規格品番」を探す(1218)、で書きました、村田さんのEP「SARA!」(1989年5月10日発売)の規格品番が不明であるという点について、もう少し調べてみました。「しらみつぶし」という方法で始めたのですが、意外な結果が待っていました。
まず、1つ前のシングルが「SKY LOVE」(1988年9月10日発売、RT07-2142)なので、あてずっぽうに「RT07-2142」より大きい、いくつかの規格品番を""(引用符号)で括って検索したところ、次のEPが見つかりました。なお、規格品番を""(引用符号)で括って検索すると、結構情報が発見できます。
RT07-2344:1989年5月24日発売 THE PRIVATES(ザ・プライベーツ)、気まぐれロメオ/HOW YOU DOIN?
これは、「SARA!」より後の発売日、しかし、同じ5月なので、ここから規格品番をさかのぼって行けば発見できると思い、検索を続けました。
RT07-2343:ふたりの夢灯り/みちのく海峡 丹羽秀行(発売日:1989年04月26日)
RT07-2342:北斗星/気がかり 山川豊(発売日:1989年04月26日)
RT07-2341:媚薬/白夜 黒沢年男(発売日:1989年04月26日)
とここまで調べて、「1989年5月10日」がなく、もう4月になってしまったので、結論としては、「SARA!」のEP盤は存在しなかったのではないかと思いはじめました。
ところが、以上の検索結果を見ていたら、次のようなサイトがヒットしていることに気づきました。
ミニストップについて語ろう part1
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/conv/1638916386/l50
ミニストップオーナーな叫び&社員不正! - 5ちゃんねる
https://itest.5ch.net/rio2016/test/read.cgi/conv/1631400502
探している「規格品番」の情報と、このタイトルとは全く関係がありません。しかし、念のため見てみたところ、なんと、「RT07-」のEPがリストになってわんさか掲載されているではありませんか。なお、東芝EMI以外の他社のリストもいろいろと掲載されていますが、確認はできていません。
そして、その「RT07-」のEPリストをざっと見てみると、「SARA!」が見つかりました。結論としては、「RT07-2331」が「SARA!」のEP盤の規格品番のようです(しかも、そのリストの投稿は、昨年2022年12月17日と、比較的最近)。なお、このリストを見ると、規格品番の順と発売日の順がかなり異なっているので、「しらみつぶし」だけでは発見できなかった可能性が高いと思われます。それから「欠番」もかなり多いですね。制作が予定より遅れたり、途中で頓挫してしまったりする例が多いということなのでしょう。今後は、規格品番の順が必ずしも発売日順となっていない、という点には、気づいてみれば当たり前のことですが、注意せねばなりません。なお、ざっと見た限りでは、「SARA!」と同じ「1989年5月10日」発売の東芝EMIのシングルは、他にはないようです。
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)には、ときたま、素性のわからない、得体のしれない情報(しかも、しばしば、そこでしか発見できない情報)が、時によっては非常に変な場所に、掲載されていることがありますので、油断はできません。今回のリストも、ある程度網羅的なもののようですので、どこかに存在する情報のコピーをしているということなのかもしれません。がしかし、掲載されているその情報を頭から信頼できないことにも注意せねばなりません。
例えば、「RT07-2343」は「(欠番)」となっていますが、上記のとおり、実際には、その規格品番のEP盤は存在するようです。
なお、"RT07-2331"で検索しても、上記の5チャンネルのスレッドしかヒットしません。
ネット上に、いかに情報が不足しているかを如実に物語るような検索結果ではあります。
ということで、「SARA!」の規格品番は、「RT07-2331」である可能性がかなり高い、というのが、安全サイドで考えた、今回の結論かと思います。