かなり以前にこのスレをご覧いただいたかたにご紹介ただいた、福永恵規「Blind Summer~やさしい誤解~」、村田和人さんとのデュエットなのですが、ふとSpotifyで聴くことができることに気づきました。
『SAMBO』という1987年の2枚目のアルバムの5曲目に収録されていますので、検索してみてください。村田さんの若い声を聴くことができます。
なお、作詞 麻生圭子 作曲 村田和人 編曲 西平彰、だそうです。西平彰の作品にしては、冒険のない穏やかな編曲ですね。村田さんのコーラスを入れたほうがよかったのではないかと個人的には思います。
それから、同じアルバムの1つ前の曲「三日月のピン・クリップ」も同じ制作陣(作詞 麻生圭子 作曲 村田和人 編曲 西平彰)ですが、村田さんのボーカルは入っていません。
こういう場合、Spotifyというような配信は大変便利です。その曲のためだけにCDを入手するわけにはいかないというような場合、または、CDがそもそも入手できなくなっているような場合、です。
このような「配信」「サブスク」は、実質的には、書籍に取っての「公立図書館」の代わりの役割を果たしているのではないかと思います。自分で購入しなくても良く、また、品切れなどで購入できない状態であっても、聴くことはできる、ことになります。
以前書いたかもしれませんが、著作権の関係もあり、書籍よりも、公立図書館でCD・レコードを収蔵・貸出することが、かなり限定的であり、今となっては大変困った状態なのですが、Spotifyなどの配信が、これを補う役割も果たしてくれているということになるのではないかと思います。もちろん収録範囲は完全ではありませんが、一般論としては、書籍よりも、かえって、便利になっている面もあります。わざわざ借りに行かなくても、ネットですぐに聴くことができるという点です。
最後に、村田さんの『空を泳ぐ日』の最後に「優しいなんて誤解」という作品がありますが、今回のデュエット曲のサブタイトルと似ていますが、この作品との関係はあり? 曲が同じというわけではなく、曲調もかなり違います。