もう1年ほど前なので昔の情報で申し訳ないのですが、LPとして再発された作品に、村田さんとその近しい方々がコーラスで参加していたことを、今さら発見しました。。
KO・KO・RO・NOTE
原みどり
発売日:2022年12月03日
(オリジナル発売日:1988年03月21日(2枚目のアルバム))
規格品番:HMJA-181
レーベル:日本コロムビア/Lawson Entertainment, Inc.(HMV record shop)
SKU:4549767165356
Chorus: 村田和人、山本圭右、小板橋博司、Kunihiko Otowa
サウンド・プロデュースが幾見正博さんなので、そのつてでの参加でしょうか?(『GO POP』も1988年)
どの曲に参加しているのかについては情報がありませんが、Spotifyでも聴くことができますので、確認してみたいと思います。
ふと気づいたのですが、村田さん参加のオムニバス盤『G.S. I LOVE YOU』が配信されていました。
3曲目の「あなたが欲しい」
10曲目の「青空のある限り」
の2曲が村田さんのボーカルです。
お時間あるときに、お聴きください。
本年、BRIDGEから村田さんのCDが9枚も出された(うち2枚はこれから)のですが、これらは実は
発売元 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
販売元 株式会社ブリッジ
で、ワーナーの「裏品番」があります。
それぞれ以下のとおりです。
|
ブリッジ |
ワーナー |
JAN |
また明日 |
Bridge-380 |
WQCQ-898? |
4582561399077 |
ひとかけらの夏 |
Bridge-381 |
WQCQ-899 |
4582561399084 |
My Crew |
Bridge-382 |
WQCQ-900? |
4582561399091 |
Showdown |
Bridge-383 |
WQCQ-901? |
4582561399107 |
Boy's Life |
Bridge-384 |
WQCQ-902? |
4582561399114 |
Hello Again |
Bridge-392 |
WQCQ-? |
4582561400384 |
Evergreen |
Bridge-393 |
WQCQ-? |
4582561400391 |
Sweet Vibration |
Bridge-394 |
WQCQ-? |
4582561400407 |
K-A-Z-U Hit Radio |
Bridge-385 |
WQCQ-903 |
4582561399121 |
確認できず、不明なものもあります。(うや、逆に、確認できていないものの方が多い)
ワーナーの村田和人のページでも、今年の9枚は掲載されていません。
https://wmg.jp/murata-kazuhito/discography/
品番はあるが、ワーナーの作品ではないという位置づけなのでしょうか?
また、今回のワーナーの品番で検索しても、ネット上では情報は見つかりません。
くどくて申し訳ありませんが、世の中、情報が本当に足りませんね。
今回埋めることのできなかった品番は、今後判明すれば埋めるようにします。実物を入手しないと無理ですかね。
予想していたとおり、ブリッジから「Victor・ROUX」時代の残りの2枚が再発されます。
Evergreen
発売日:2023年11月17日
規格品番:BRIDGE393
レーベル:Bridge
SKU:4582561400391
Sweet Vibration
発売日:2023年11月17日
規格品番:BRIDGE394
レーベル:Bridge
SKU:4582561400407
まだ、明確な情報はありませんが、ブリッジですから、リマスターとなり、解説もあるのでしょう。解説の執筆者は、また川崎太郎氏でしょうか?
ボーナストラックは、『Evergreen』のほうは2007年盤と同じ3曲ですが、『Sweet Vibration』のほうは、2007年盤にはボーナスはなかったのですが、今回は、驚いたことに、次の4曲です。
11. 今日から始めよう (ボーナストラック)
12. 今日から始めよう(荻野目洋子歌入りInstrumentalVer.) (ボーナストラック)
13. 今日から始めよう(村田和人歌入りInstrumentalVer.) (ボーナストラック)
14. 今日から始めよう(InstrumentalVer.) (ボーナストラック)
これで、20世紀の村田オリジナル・アルバム11枚の中で入手できないのは、『空を泳ぐ日』だけになりました。だから、当時も書いたとおり、2022年のユニバーサルミュージックの再発の時に、中途半端な2枚だけではなく、まとめて3枚再発すればよかったのです。今さら仕方ないですが。
そして、この結果、2023年の村田作品の再発は、2023年11月29日発売のLP『GO POP』も含めれば、全部で10作品(うち9作がブリッジから、LPだけユニバーサル)となりました。おそるべきことです。
レコード・コレクターズ2023年11月号の特集は通巻600号記念企画「日本の新名盤1970-89 海外での再評価で注目を集める先駆的な作品の数々」(選=門脇綱生/柴崎祐二)です。
そうは明確に記載されていないようですが、対象の時期もあって、選ばれている全200点とも、基本的に「レコード」です。ただ、音楽としての対象は全然限定はなく、単に「邦楽」というだけ、幅が広すぎて、特集としては、ある意味「破綻」しているのではないかと思います。
残念ながら、その中に、村田作品は含まれていないのですが、パイパー(PIPER)の作品が含まれていましたので、ご紹介します。2枚目のアルバムです。
Piper/Summer Breeze/ユビテルYV27-1003/1983
ただ、以前にもやめてほしいと何回か書いてきましたが、今回も、レビューの冒頭が「村田和人のバック・バンドのメンバーでもある山本圭右がリーダーを務めるグループ、パイパー。」(執筆は入岡佑樹)と、村田和人からの書き出しとなっていることが残念です。
すでに、パイパーそのものとして、かなりの知名度がでてきていますので、ぜひこのような「外からの」紹介は終わりにしていただきたいところです。