パイパー(PIPER)のベスト盤が発売予定です。
パイパー・クール・セレクション
発売日:2023年05月31日
規格品番:STPR038
レーベル:STEPS RECORDS
SKU:4571346190978
販売価格(税込)::2790円
収録曲は、以下の19曲。確認しましたので、どのアルバムから取られたかも記載しています。
1. Shine on(『Summer Breeze』より)
2. Summer Breeze(『Summer Breeze』より)
3. Twilight(『Summer Breeze』より)
4. Angel Smile(『Summer Breeze』より)
5. I've Got a Feeling(『Gentle Breeze』より)
6. Ride on Seaside(『Gentle Breeze』より)
7. Highway of the Sun(『Gentle Breeze』より)
8. Show me(『Gentle Breeze』より)
9. Breezing(『Gentle Breeze』より)
10. Time & Tide(『Gentle Breeze』より)
11. Sunshine Kiz(『Sunshine Kiz』より)
12. Velvet Eyes(『Sunshine Kiz』より)
13. Hidin' in Your Shelter(『Sunshine Kiz』より)
14. Boku No Love Song(『Sunshine Kiz』より)
15. Starlight Ballet(『LOVERS LOGIC』より)
16. Photograph(『LOVERS LOGIC』より)
17. Trade Wind(『LOVERS LOGIC』より)
18. Moonlight Beach (edit version)
19. Sunshine Kiz (live version) (ボーナストラック)
『Summer Breeze』、『Gentle Breeze』、『Sunshine Kiz』、ムーン・レコードに移籍後の『LOVERS LOGIC』の4枚からセレクションということで、1981年の1stアルバム『I'M NOT IN LOVE』はなぜか除外されています。とはいえ、レコード会社の壁は超えているわけですから、たいしたものです。
以前にも少しご紹介したように、PIPERは海外で人気が高まっているようで、LPが出されたり、カセットテープすらも出されているようです。最後のアルバムから20年近くたって、(個人的には期待している)新譜は出ないのに、ベスト盤のみが出るというのも驚きですが、より皆さんに聴いていただきやすくなる、という意味では喜ばしいことです。
なお、今回のベスト盤の18曲目の「Moonlight Beach (edit version)」はオリジナル4枚の中に見当たらない曲名なのですが、「edit version」という点に注目すると、『LOVERS LOGIC』(2019年盤)の12曲目(ボーナストラック)の「あなたのとりこ (エディット・ヴァージョン)」のことなのかもしれません。どこにもそうだと示すような情報はありませんが。本当に、情報不足の世の中が続いていますね。「ボーナストラック」と記載されていないので、5枚(4枚)のアルバムの中に収録されている作品のはずなんですが…。後日、判明した段階で、またご報告したいと思います。
なお、村田さんのコーラスも入っているはずですが、どの曲なのかは、オリジナルアルバムのクレジットを確認すればいいのかもしれませんが、直ちにはよくわかりません。
また、今回のベスト盤の各種紹介を見ていると、またもや、「村田和人バンドのメンバーとしても有名なギタリスト、山本圭右を中心とするユニット」のような紹介のされ方をされてしまっていますが、村田バンド以前にPIPERは存在したわけですので、以前にも書きましたように、こういう書き方は避けていただきたいのが当方の希望なんですけれどね。
最後に、今回の「STEPS RECORDS」という会社は、2019年に村田さんのビクター/ROUX時代(1993~95年)のベスト『エヴァーグリーン・ワークス~永遠に続く輝き~』を出した会社でもあります。
No.1237(川村康一さんと村田さんで似ている曲)でハチロクでアカペラの曲で、村田・川村の両氏に似ている曲があるということを書きましたが、西司さんの作品でも、そういう曲があることを突然思い出しました。確かに、西さんだったら、そういう作品があっても、なにも不思議ではない。
2枚目のアルバム「EXPRESSION」(1990年6月21日)の最後の曲10曲目「屋根裏部屋の天窓から」(作詞: 森生遊子、作曲: 西 司、編曲: 西 司)です。前出の2作品とは異なり、海とは関係のない、星空を題材とした詞ですが、ぴったりとはまっているいい曲です。
ちなみに、この3曲とも、Spotifyで自由に聴くことができます。ぜひ、お試しください。
それにしても、こんなにも多くの作品を自由に聴くことができるとは、天国のような状況ではないかと思います。
サブスク(配信)に関しては、聴く側の負担額(ということはすなわちレコード会社やアーティスト側の収入)が少なすぎるという議論があります。CDが例えば1枚3000円とくらべたら、何10万枚、何100万枚を一緒にして例えば月1000円とか2000円で聴くことができる、ということならば、それは確かに安すぎますね。
問題は、レコード会社やアーティスト側の収入が少なすぎると、レコード会社側は、音楽制作に従来のような費用をかけることができなくなるのではないかということです。それが、「音楽制作にはお金をかけるな」というような傾向、また、「音楽制作にはお金をかけられない」ということや音楽制作側の収入減、ひいては、極端な話、音楽が制作されなくなる、ということにもつながりかねない、という可能性があります。単純に、得られる収入が十分でなければ、費用を負担しきれない、または費用をかけないことで、音楽の質を下げざるを得ない、ということかと思います。これが継続すれば、行きつく先は、結局音楽制作を諦めねばならない、ということです。
まったく、本末転倒な問題です。
他方、この場でも、「配信」により、今まで聴くことのできなかった音楽を聴くことができるようになった、というメリットをすでに何回か書いてきました。制作側としても、制作費用を考えるとある程度の最低販売数が必要となる、CD化・CD再発は無理でも、配信(その結果サブスクの対象にも含まれる)ならば、費用的にも可能だということがあるのだと思います。
ということで、これからCD制作しようとしている作品、CDがまだ入手可能な作品まですべて配信してほしい(サブスクに入れてほしい)、とは申しますまい。もちろん、新作を配信したい歌手・アーティストは、そうしていただいたらいいのです。配信することによるメリットもあることでしょう。
しかし、現在、CD(やレコード)の入手が困難な作品、また、今後CD再発・CD化の予定のない作品であれば、とにかく手あたり次第、配信・サブスク・ダウンロード販売を実施していただきたい、とこう申しましょう。
こうすることで、今後の新しいCD制作を圧迫することもなく、CDの売り上げを阻害することもなく、他方、今まで聴きたくてもどうしても聴くことができなかった作品が聴くことが可能になるのではないでしょうか?
ということで、とにかくこの方向性を強力に押し進めて、配信作品をどんどん増やしていたきたい、と思います。
どうかよろしくお願いします。
永らく、こんなスレというかブログというか、続けておりますと、村田さんのことで、わからないことがたくさん出てきます。
別に個人的に知り合いだったというわけではなく、単に大勢いるファンの一人ですから、そんなことは当たり前なのですが、そういう質問に(たとえつまらない質問であっても)、ご本人が回答していただけるようなコーナー、もうご本人がおられないから、永久的に実現は無理なんですね。悲しい。
(刊行される可能性はあまりないようですが)「村田本」の中での企画として、成立しないでしょうか? 友人たちが代わりに回答するとか、座談会の中で回答を検討するとか。
そういえば、昔「I Love Kaz!」に、そういうのがあったかもしれません。「ムラタが答えます」みたいなコーナーが。
ビートルズはもちろん4人組ですが、やはり、ジョン・レノンとポール・マッカートニーの人気が高く(また作品への貢献も大きく)、個人的にはよく知らないのですが、「ジョン・レノン派」の人と「ポール・マッカートニー派」の人がいるようです。
村田さんについて、そういう話をお聞きしたことはないのですが、どちらなんでしょうね?
先に少しご紹介した、カバー曲「This Boy」がジョン・レノンの作品だそうですから、ジョン派なのかもしれません。
他方、もう1曲の村田さんのビートルズカバー曲である「Eight Days a Week」は、レノン=マッカートニーの作品のようですね。さて?
しかし、実際はそんな区別は関係ない、ということかもしれません。もう、確認のしようもないのですが。
ちなみに、ビートルズファンとして名高い?、杉真理さんはどちらなんでしょう?
また、伊豆田さんは、マッカートニー派なんでしょう。とはいえ、「日本のポール・マッカートニー」と呼ばれることがあっても、意外とレノン派だったりするのかもしれません。思い込みはいけません。