見落としており申し訳ありませんが、ブリッジからの初期5枚の再発の中の『Boy's Life』(2023年9月13日発売)ですが、なんと2006年盤と違うボーナストラックが2曲追加で収録されていました(なお、念のために書きますが、他の4枚は、リマスタリングですが、収録曲は2006年盤と同じです)。次の2曲です。
11. JUST A LOVE SONG
12. TIME FOR LOVE
こ、これは、、すごい。
この2曲はシングルの両面なのですが、シングル以外では、映画『ハワイアン・ドリーム』のサントラアルバムにしか収録されておらず、しかも、「Just a Love Song」は作詞:安井かずみ、作曲・編曲:加藤和彦(「Time for Love」のほうは、作詞:安井かずみ、作曲:村田和人、編曲:加藤和彦)という特別な作品でした。
今回、ボーナストラックで容易に聴くことができるようになり、非常に素晴らしいことです。
以上、慌ててご紹介しました。
それにしても、ブリッジからの再発の川崎太郎さんによる解説だけでも読みたいのですが、入手しない限りは難しいでしょうね。
「村田本」が刊行され、「ALL ABOUT NIAGARA」のように、(再発を含めて)すべての歌詞カードを掲載するようなページができればいいのにな、と思います。
目まぐるしいですが、またもや、ブリッジから村田CD再発です。
リマスタリングで、解説付きだそうです。
なお同じブリッジからの初期5枚の再発は、川崎太郎氏による解説だということですから、今回の解説も同じかもしれません。でも、この川崎さんというかたが、村田さんとどういう関係のかたかは、よくわかりません。
Hello Again
発売日:2023年10月11日
規格品番:BRIDGE-392
レーベル:Bridge
SKU:4582561400384
販売価格(税込):¥ 2,530
ボーナストラック2曲は、2007年盤と同じ、シングル両面のカラオケです。
2007年盤はすでに入手困難になっているようですから、適時の再発だと思います。でも、Victor・ROUXの3枚のうち、1枚だけが再発というのもよくわかりません。初期5枚のように「追いかけ」で残り2枚も再発されるのでしょうか?
ちなみに、ブリッジからは、これで村田作品7枚目ということになります。
村田和人の次のCDが発売予定です。
K-A-Z-U HIT RADIO
発売日:2023年10月04日
規格品番:BRIDGE385
レーベル:BRIDGE-INC.
SKU:4582561399121
販売価格(税込):¥ 2,530
またもや「ブリッジ」からの発売です。
1986年?にプロモーション用に制作され配布されたカセットテープをCD化(2023年リマスター)、英語詞曲をFM風DJ(キャプテン・ジョージ(ケヴィン・クローン))でつないでいるのだそうです。
ジャケットの写真がカセットテープのサイズ比と思われる写真になっているのが面白い。
収録曲は以下の通り。
1. FIND SOMEBODY NEW
2. LAST TRAIN
3. Show Must Go On
4. SEXY PACIFIC
5. Dance With Me
6. WE LOVE YOU
7. ORLEANS
8. NIGHT ROCKERS
9. ニコニコ・ワイン
10. MIDSUMMER TABOO(あの波をつかまえて)
11. ISLAND
このうち、2006年盤(と2023年盤)の『MY CREW』と『Showdown』にボーナストラックで収録されたものが7曲(オリジナルを英語詞に歌い替えた作品)で、残り4曲(1, 3, 5, 9)は、もともと英語詞で、(9)は『ひとかけらの夏』に、(1)は『Showdown』に、そして、(3, 5)は、もともとは1985年のシングルの両面で、2006年盤、2012年盤、2023年盤の『Showdown』にボーナストラックとして収録されています。
すなわち、DJの部分を除けば、既発売のCDに収録されていない作品はないということになります。
最後に、英語詞といえば、「Up To Love」はなぜオリジナルのカセットに収録されていなかったのでしょうか? 個人的には、英語詞の村田作品の中では、最も好きなので。
村田さんの初期5枚のアルバムがまたもや再発されて(されつつあって)、混乱が生じないだろうか、というようなことを書きました。
そもそも、よくわかっていないのですが、電子ファイル(mp3とかwmaとか)が持っている固有の情報(個々人が変更できない情報)によって、どのアルバムに収録されている作品かがわかるということはないのでしょうか? そのような情報が電子ファイルに「付いて」いるのであれば、どの電子ファイルがどのアルバムに収録されているかがすぐにわかることになります。
そこで、電子ファイルの「プロパティ」を見てみましたが、変更できないような固有情報で、収録アルバムを特定できるような情報は発見できませんでした。もちろん、収録アルバム名やアーティスト名や発表年は、「プロパティ」に含まれていますが、そもそも「2006年盤」「2012年盤」「2023年盤」などとの記載もなく、すでにある情報もいくらでも個人により変更することが可能なようですので、どのアルバム(何年盤)からの作品なのかは、厳密にはわからないといえます。
探し方が悪いのかもしれません、または、素人でも知っているような通常の方法では見ることができないような場所に情報があるのかもしれません。
ただ、電子ファイルそのものだけでは、「出自」はわからないという可能性は、かなり高いのではないかと思います。ようするに、村田さんの初期5枚のいずれかに収録されている、ある曲の電子ファイルが、どこかに転がっていた場合、そのファイルだけを見て、明確に「2006年盤」か「2012年盤」か「2023年盤」か、それ以外なのかを確定させることは困難なのではないか、ということです。
そのことは問題ではないのでしょうか? 確かに、何年に出されたアルバムに入っているのかがわからなくても困らない、そうかもしれません。しかし、それでも懸念はあります。
どのアルバムに収録されていた作品であるかを確認する方法についてさらにご存じのかたがおられたら、ご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
村田作品でも最も知られている作品は、間違いなく「一本の音楽」でしょう。では、この曲を収録しているコンピレーションアルバムは、どれくらいあるでしょうか?
これを網羅的に調べることは困難ですが、検索してみると、少なくとも次のようなCDが発見できました。6枚ですが、古いものから新しいものの順に並べています。
なお、ピアノなどによるカバーなどは含めていません。
ニューミュージック大全集 13:時空の旅人-愚か者よ
アルファムーン/CBSソニー/Pax Music(検索したデータベースによって会社名(レーベル名が異なるようです))
1988
ニューミュージックベストコレクション 3 恋の嵐~SUMMERAVACATION
MMG
1991
CITY POP WARNER MUSIC JAPAN edition
Wea
2003
ミスDJリクエストパレード 1981-1985
ワーナー
2003
クリス ミュージック プロマイド ~あの空と旅のカセット~
Sony Music Direct
2019
FM station 8090 : good old radio days : daytime citypop by Kamasami Kong
エイベックス・エンタテインメント
2023
思ったよりも少ないという印象です。「一本の音楽」を収録したご本人のベスト盤はかなりあるのですが。もしかすると、コンピレーションアルバムへの収録を、ある程度制限しているということなのかもしれません。
ただ、十分に検索できていないという可能性もあります。というのも、今回コンピレーションアルバムの検索ではなかなか網羅的な情報を集められませんでした。あちこちのデータベース(CD販売サイト、公立図書館のサイトなど)を検索して、無理にまとめた感じです。おらく上記以外にも「一本の音楽」を収録しているCDはもっとあるのだと思います。コンピレーションアルバムについて(実は本当はそれに限らずですが)、1つのデータベースで、すべてが検索できるようなことになってもらえないものでしょうか? 不便で仕方ありません。とともに、未だにそういうデータベースがないということは、非常に情けないことです。
さらにもう少し調べてみたいと思います。ある程度まとまりましたら、またお知らせしたいと思います。