予想していたとおり、ブリッジから「Victor・ROUX」時代の残りの2枚が再発されます。
Evergreen
発売日:2023年11月17日
規格品番:BRIDGE393
レーベル:Bridge
SKU:4582561400391
Sweet Vibration
発売日:2023年11月17日
規格品番:BRIDGE394
レーベル:Bridge
SKU:4582561400407
まだ、明確な情報はありませんが、ブリッジですから、リマスターとなり、解説もあるのでしょう。解説の執筆者は、また川崎太郎氏でしょうか?
ボーナストラックは、『Evergreen』のほうは2007年盤と同じ3曲ですが、『Sweet Vibration』のほうは、2007年盤にはボーナスはなかったのですが、今回は、驚いたことに、次の4曲です。
11. 今日から始めよう (ボーナストラック)
12. 今日から始めよう(荻野目洋子歌入りInstrumentalVer.) (ボーナストラック)
13. 今日から始めよう(村田和人歌入りInstrumentalVer.) (ボーナストラック)
14. 今日から始めよう(InstrumentalVer.) (ボーナストラック)
これで、20世紀の村田オリジナル・アルバム11枚の中で入手できないのは、『空を泳ぐ日』だけになりました。だから、当時も書いたとおり、2022年のユニバーサルミュージックの再発の時に、中途半端な2枚だけではなく、まとめて3枚再発すればよかったのです。今さら仕方ないですが。
そして、この結果、2023年の村田作品の再発は、2023年11月29日発売のLP『GO POP』も含めれば、全部で10作品(うち9作がブリッジから、LPだけユニバーサル)となりました。おそるべきことです。
レコード・コレクターズ2023年11月号の特集は通巻600号記念企画「日本の新名盤1970-89 海外での再評価で注目を集める先駆的な作品の数々」(選=門脇綱生/柴崎祐二)です。
そうは明確に記載されていないようですが、対象の時期もあって、選ばれている全200点とも、基本的に「レコード」です。ただ、音楽としての対象は全然限定はなく、単に「邦楽」というだけ、幅が広すぎて、特集としては、ある意味「破綻」しているのではないかと思います。
残念ながら、その中に、村田作品は含まれていないのですが、パイパー(PIPER)の作品が含まれていましたので、ご紹介します。2枚目のアルバムです。
Piper/Summer Breeze/ユビテルYV27-1003/1983
ただ、以前にもやめてほしいと何回か書いてきましたが、今回も、レビューの冒頭が「村田和人のバック・バンドのメンバーでもある山本圭右がリーダーを務めるグループ、パイパー。」(執筆は入岡佑樹)と、村田和人からの書き出しとなっていることが残念です。
すでに、パイパーそのものとして、かなりの知名度がでてきていますので、ぜひこのような「外からの」紹介は終わりにしていただきたいところです。
これも以前に同じようなことを書いたのではないか、と思いますが…。
世の中には音楽についての情報がいろいろと足りないのですが、とりわけ見つからないのが、作品の作詞作曲編曲の情報です。
どこかにはあるだろうと、ネットをあちこち探すというケースが多いのですが、そんなことをしていたら時間がかかって仕方ありません。別に、作詞作曲編曲情報を確認したいだけで、その場所を探すことに時間をかけることが、当方の目的ではありません。
どこかで、作詞作曲編曲情報が全てわかるような、そういうまとまった、網羅的、完全な情報源を制作していただきたいところです。最も基本的な情報だと思いますので。
さらに、作詞作曲編曲情報を超えて、参加ミュージシャンとミュージシャン以外のスタッフについても情報を求めるとなると、やはり絶望的にならざるを得ません。
村田さんの作品で言うと、これも以前書いたと思いますが、2006年盤の『また明日』のボーナストラック(demo作品)のミュージシャンです。CDの歌詞カードなどには何も記載がありません。2023年盤で情報が追加された、などということはないでしょうかね?
このような情報については、どこかで(たとえばムーンの倉庫の隅で?)記録が発見できるということはほとんどありえないので、当時参加なさったミュージシャンの皆さんの記憶を頼るしかないと思います。そういうミュージシャンの皆さんからの情報提供をお願いしたいところです。いかがでしょうか?
突然ですが、「HONEY & B-BOYS」のメンバーはどう決まったのでしょうか?
村田・山本のお二人は、話をしていて、そういうのをやってみよう、という話になったのではないかと思いますが、そもそもそれも定かではありません。
しかし、それよりもさらにわからないのは、平松、西のお二人は、どこから登場してきたのか? 村田・山本両名との接点はどうつくられたのか? などです。
『Back to Frisco』再発盤のブックレットの対談記事に記載があったのだろうか? CDを探してみます。
何度も書いて申し訳ありませんが、やはり、村田さんについて、まだまだ、わからないことが多すぎますね。
本件に関しては、やはり、他のメンバーにお聞きしておかないといけないということでしょう。
村田和人のコーラス参加作品一覧、とかネットのどこかにないですかね?
以下のコーラス参加作品もたまたま発見しました。(というのを続けていたらきりがなそそうなので)
渡辺美里の9枚目のオリジナル・アルバム『Baby Faith』(1994年)収録曲(7曲目だけ)に、村田さんがコーラスで参加。
7.BABY、作詞:渡辺美里/作曲:渡辺美里・佐橋佳幸/編曲:小林武史/ホーンアレンジ:山本拓夫 4:37
BABY
E. guitar : 長田進, 小倉博和
Keyboards : 小林武史
Flugelhorn & Trumpet : 荒木敏夫
Tenor saxophone : 山本拓夫
Synth. programming : 角谷仁宣, 高安錬太郎
Background vocals : 坪倉唯子, 村田和人 and Misato
Horn arrangement : 山本拓夫
プロデュースは小林武史だそうですが、何のつながりで参加しているのでしょうかね?
佐橋佳幸作曲なので、そのつてか?
この1曲だけという意味もよくわかりません。