村田さんの初期5枚のアルバムがまたもや再発されて(されつつあって)、混乱が生じないだろうか、というようなことを書きました。
そもそも、よくわかっていないのですが、電子ファイル(mp3とかwmaとか)が持っている固有の情報(個々人が変更できない情報)によって、どのアルバムに収録されている作品かがわかるということはないのでしょうか? そのような情報が電子ファイルに「付いて」いるのであれば、どの電子ファイルがどのアルバムに収録されているかがすぐにわかることになります。
そこで、電子ファイルの「プロパティ」を見てみましたが、変更できないような固有情報で、収録アルバムを特定できるような情報は発見できませんでした。もちろん、収録アルバム名やアーティスト名や発表年は、「プロパティ」に含まれていますが、そもそも「2006年盤」「2012年盤」「2023年盤」などとの記載もなく、すでにある情報もいくらでも個人により変更することが可能なようですので、どのアルバム(何年盤)からの作品なのかは、厳密にはわからないといえます。
探し方が悪いのかもしれません、または、素人でも知っているような通常の方法では見ることができないような場所に情報があるのかもしれません。
ただ、電子ファイルそのものだけでは、「出自」はわからないという可能性は、かなり高いのではないかと思います。ようするに、村田さんの初期5枚のいずれかに収録されている、ある曲の電子ファイルが、どこかに転がっていた場合、そのファイルだけを見て、明確に「2006年盤」か「2012年盤」か「2023年盤」か、それ以外なのかを確定させることは困難なのではないか、ということです。
そのことは問題ではないのでしょうか? 確かに、何年に出されたアルバムに入っているのかがわからなくても困らない、そうかもしれません。しかし、それでも懸念はあります。
どのアルバムに収録されていた作品であるかを確認する方法についてさらにご存じのかたがおられたら、ご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。