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村田和人(むらた・かずひと)

「オリジナル・カラオケ」という表現と「カラオケ」制作の今後(1328)

No,1270でも少し書きましたが、最近は、「オリジナル・カラオケ」という表現は使われなくなってきているようです。

替わりに使われている言葉は、例えば、以下のような言葉です。

 

Instrumental

Backing Track

Vocalless Version

offvocal version

 

最後の「offvocal」という表現は「和製英語」とのことですが、「vocalless」という単語も存在しないようです。ほかにも、いろいろとあるようで、歌手によっては自分専用に表現を作り出している例もあるそうです。

 

「オリジナル」という言葉を追加したとしても、「カラオケ」というと、「カラオケ店」のイメージが強すぎるから、ということで、避けられる傾向にあるのかもしれません。

 

また、以前は難しかったみたいですが、最近は、というかもう10年ぐらい前からであれば、オリジナル音源(マスターテープ?)からリミックスする際に、ボーカルだけ落として新たにカラオケを制作するということは、比較的容易になったようです。以前はカラオケ・バージョンなどなかったはずなのに、突然カラオケがボーナス・トラックで出現するという場合は、新たに制作したケースのようです。

その性能の可否はともかくとしてすでにアプリがいくつか存在するようですが、やがて、非常に高性能なアプリが出てきて、個人でも、普通にボーカルのある音源からボーカルだけを落として良質なカラオケを容易に制作できる時代がやってくるかもしれません。そうなると、カラオケ作品がやたらに出現するかもしれません。著作権法上は問題があるのかもしれませんが、YouTubeなどにも。

そうなったら、当方でも制作してしまうかもしれないですね。村田さんのあの曲とか、あの曲とか、想像をめぐらしても面白いかもしれません。また、カラオケといっても、自分が「歌う」ためということだけが目的とはならず、歌を除くことで、演奏についても新しく見えてくる(聴こえてくる)ことがあったりもします。

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