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村田和人(むらた・かずひと)

村田アルバムの一部ボーナストラックが配信されていないということ(1249)

村田さんの初期5作品について、2006年盤も2012年盤も配信されていて、しかもボーナストラックもしっかり配信されている、ということを以前から書いております。そのことが強く印象にあり、また、自分ではオリジナルアルバムだったらCDを持っているので、確認をしていなかったのですが、ふと、「東芝EMI/EASTWORLD」と「VictorROUX」の時期のCDのボーナストラックが配信されておらず、Spotifyでは聴くことができないということに気づきました。

 

配信されていない作品は以下のとおりです。結構あります。18曲です。

 

GO POP』(1988年)

11 SKY LOVE (Live Version)

12 GIRL THE TOY (Live Version)

13 10,000 Blues (Live Version)

14 LOVE AGAIN (Live Version)

『太陽の季節』(1989年)

12 Marine Blue, Feel So Blue (Live Version)

13 134号ストーリー (Live Version)

14 SALA! (Live Version)

15 リアルは夏の中 (Live Version)

『空を泳ぐ日』(1990年)

12 THIS BOY

13 サイクリングに行こう (Live Version)

14 湘南ドリーミング (Live Version)

15 Welcome to 3rd World -Dedicated To Mr. Chico Mendes Killed in BRAZIL- (Live Version)

16 友情の代償 (Live Version)

Hello Again』(1993年)

12 君の自由(オリジナル・カラオケ)

13 もう一度(オリジナル・カラオケ)

Evergreen』(1994年)

13 Slide On Your Season (Winter Version)

14 Slide On Your Season(オリジナル・カラオケ)

15 彼方に~Family Of Love~(オリジナル・カラオケ)

(注)『sweet vibration』(1995年)にはもともとCDにボーナストラックなし

 

これら未配信曲のうち、「THIS BOY」は、ビートルズのカバーで、編曲は、森村献さんです。森村さんは、「熱帯ジャズ楽団」にも参加しているむしろジャズ系のピアニストで、以前書いたかと思いますが、どうして村田さんとつながりがあるのかは、よくわかりません。もともとは、『ALL WE NEED IS LOVE 愛こそはすべて』(東芝EMITOCT-56571990年)というビートルズのカバー曲を集めたオムニバスのアルバムに収録されていましたが、『空を泳ぐ日』のボーナストラックに入り、容易に聴くことができるようになりました。

なお、この曲は『風と光のサイクリング』というベスト盤にも収録され、こちらのアルバムが配信されていますので、Spotifyでも聴くことはできます。

 

この曲は「ハチロク」の曲ですが、夏の感じというよりは、「ラテン」「民族音楽」ふうの編曲で、ビートルズのオリジナルとは感じが変えられています。ビートルズの数多い作品の中で、村田さんがなぜこの作品を選んだのか、また、この編曲の意図などについても、残念ながら情報はありません。

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Akihoshi Yokoran
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