おなじみ、ペットサウンズ・レコードの村田和人通販ページを見てみますと、
http://www.petsounds.co.jp/ordermurata.html
「店頭品切中」がかなり増えてきています。いや、むしろ、店頭品切中ほうが多いくらいです。
例えば、初期の5枚などは、2006年盤も2012年盤も配信で聴くことができるわけですから、CDなど必要ないという考え方もあるでしょう。特に、先に配信を聴いたかたなどは、あとからわざわざCDを買うなんて、とお思いになる場合も多いのではないでしょうか? CDなどなくても、すでに聴くことができる。
しかし、配信は、永遠に継続されるのでしょうか? 個人的には、そこが心配です。会社が倒産する、そこまで行かなくても、配信サービスを中止する、そこまで行かなくても、村田作品が配信の対象外となる(その理由は直ちには想像できませんが)。あらかじめダウンロードしておけば、配信サービスが消滅しても大丈夫なのか、そこもよくわかりません。
いずれにしても、CDがなくなった(生産が終了した)あとに、配信までなくなると、もう聴くことが(少なくともしばらく、または、当分の間)できなくなってしまう可能性があります。
そういった事態を避けるためには、必要最低限のCDは入手しておいた方が安全だと思います。
このようなCDと配信の「バランス」のようなもの、引き続き検討してみたいと思います。