次の本が刊行されています。
Japanese City Pop 100(ジャパニーズ・シティ・ポップ 100)
Night Tempo
303 BOOKS
2022年
もともとの1980年代の「シティ・ポップス」からは大きく範囲を変えているという点でも賛否両論のある本のようですが、この本でも村田さんの作品が取り上げられています。次の曲です。
「BE WITH YOU」(『また明日』収録)
この本は、前にご紹介した『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる(栗本斉)』の1人1アルバムとは異なり、1人1曲のセレクションです。
井上鑑さんの編曲の作品(作詞はおなじみの安藤芳彦さんです)で、「1曲」という意味では、個人的には異論はありますが、それでもいい作品には間違いありません。
似たような本が繰り返し刊行されている感じはしますが、どの本にも必ず何らかの形で村田さんが触れられているように思います。
村田和人とその作品が確実に歴史に残っていること、何度も実感します。
何度も書いていますが、このような本の刊行が、今まで聴いたことのなかったかたが村田作品を聴いてみようという気持ちになることにつながってくれるのを、強く願っています。
なお、この本で取り上げられている作品の配列ですが、なぜか、アーティスト名のファーストネームのABC順です。