なかなか新しい情報がありませんね。Facebookもブログも更新されておりません。
当方の情報収集能力が不足しているということもあり、充分にご紹介できていないきらいもあり申し訳ありません。
かなり前の情報ですが、村田さんのベストアルバムに対する金澤寿和さんのコメントが入っているページです。すでにご覧かとも思いますが。
http://lightmellow.livedoor.biz/archives/52286709.html
2020年03月29日23:30
村田作品のことでは必ずしもないので申し訳ありませんが、「アルバムにおけるミュージシャンのクレジットの記載」について困っていることがあるので少し書いてみます。
アルバムにミュージシャンの名前の記載がない場合もありますが(同じアルバムでも、ある時期に発売されたCDだけ記載がないというようなこともあります)、それは当方としては「もってのほか」ですので、ミュージシャンが記載されていることが前提での話題となります。
なお、シングルについては、よほど特殊な例でない限り、ミュージシャンのクレジットはありません。アルバムに収録されていない作品も多く、記載されていればいいのですが、記載するスペースの問題もあるのでしょうが、記載しない慣行になっているようです。極めて残念なことです。
1.ローマ字表記のみ
なぜか、まれに、ミュージシャンの名前がローマ字表記のみという場合があります。
海外マーケットを意識しているということなのでしょうか? ローマ字表記自体は、必要ならしていただいたらいいのですが、問題は漢字表記がないということです。
ローマ字表記から漢字を見つけ出すことは、もしも、まったく知らない名前であれば、極めて困難です。苗字(名字)のほうであれば、まだ、だいたいわかります。「MURATA」であれば、まず「村田」でしょう。「邑田」も「邨田」もありえますが、可能性としてはかなり低いでしょう。ところが、下の名前となると、特定できないことが多い。「KAZUHITO」は「和人」「和仁」「一仁」「数人」「数仁」など、他にもまだありえます。ちなみに、皆さんもよくご存じだと思いますが、村田さんの下の名前を間違って「KAZUTO」と表記している例も散見します。ちゃんと確認していないのでしょうかね。それはそれとして、日本人の名前(名字ではなくて下の名前)には、同音異字が多いことを実感します。ネット上でそれぞれの漢字表記がヒットするかどうかを検索して確認するくらいしか特定する方法はありません。村田さんくらいの有名さであれば、これでほぼ確定できるでしょうが、そうでなければ、結局わからないということも多くあります。ミュージシャンの名前など必ずしもネット上に存在するというわけではありません。ネット上で、日本人のポピュラー音楽家(スタジオミュージシャン)の網羅的なデータベースでも存在すればいいんですけれど。
ですから、お願いは、ローマ字表記は別にしていただいても構わないのですが、必ず漢字を併記していただきたい、ということです。
2.曲ごとではなくまとめて記載
よく、アルバム全体について(または、かつてのレコードの「A面」「B面」ごとに)、まとめてミュージシャンが記載されている場合があります。記載するスペースの問題なのかもしれませんが、大変困ります。例えば、ギター担当者としての3人が記載されている場合、どの曲にどのギタリストが参加しているのかが特定できません。耳で聞き分ければいいということかもしれませんが、当方はそんな能力はありませんし、無茶な要求だと思います。
ですから、お願いは、とにかく「まとめて」ではなく、各曲ごとに記載していただきたい、ということです。
と書いてきましたが、演奏しているミュージシャンが誰かなどということは、皆さん、あまり気にしておられないんでしょうか? そうだとしたら、もったいないと思います。現実的にはなかなか難しいのですが(というのは、編曲家と異なり、上記のとおりミュージシャン名による検索がほとんどできないため)、例えば「村田和人がコーラスを担当している曲」とか「佐橋佳幸がギターを担当している曲」というような聴き方もあるわけです。このような聴き方は、アルバムなどにミュージシャン名が記載されていることが大前提です。
年初からまたもやネタずれですみません。
最近、次のCD2枚が「タワーレコード限定」で再発されました。2020年リマスターだそうです。
岩崎元是&WINDY
・HEART WASH
・from South Avenue
2012年の『The all songs of WINDY』(2枚組)についてまだ在庫が残っているのに、なぜか再発です。
特に、今回再発される1枚目の『HEART WASH』には、「Parking(シングル・ヴァージョン)」が収録されていて、この曲はなんと『The all songs of WINDY』には収録されていない、という困ったことが。
個人的には、『The all songs of WINDY』を持っているどころか、『HEART WASH』については、1986年?のオリジナルのCDも中古で持っているため、今回購入したりしたら、同じアルバムをCDで3枚持っていることになってしまいます。いったい何なんだ、という感じですね。
それはそれとして、岩崎元是&WINDYの作品は、大瀧詠一系統のいわゆる「ウォール・オブ・サウンド(Wall of Sound)」。お聴きになったことのないかたは、ぜひお試しあれ。村田作品とはまた違う味わいで、かなり楽しめます。
ということで、3枚も持たなくてはならないような状況が発生するというのは、「Wall of Soundの呪い」ということかもしれません。
2021年も細々と続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今まで出てきていなかったような新しい話題はなかなか難しいかもしれませんが。
当たり前ですが、人間が24時間生きていれば、その記録も24時間分あるわけです。
そういうペースで記録を残していけば、きりがないくらいの巨大な情報量となる。
例え、ライブだけに絞ったとしても、やはり膨大な回数となり、膨大な映像となり、取り扱いも本当に大変となる。
しかし、あとになればなるほど、そういう映像は貴重になり、残しておかないと、いや、遺しておかないと、あの時記録しておけばよかった、という気持ちになる。
このバランスは非常に難しいですね。特に晩年には村田さんはライブを著しい熱意でこなしていたので、そのあたりの映像記録はどうなっているのか、とても気になるところです。
それでは、また来年。
ご健康にはくれぐれもご注意ください。