村田和人の次のCDが発売予定です。
K-A-Z-U HIT RADIO
発売日:2023年10月04日
規格品番:BRIDGE385
レーベル:BRIDGE-INC.
SKU:4582561399121
販売価格(税込):¥ 2,530
またもや「ブリッジ」からの発売です。
1986年?にプロモーション用に制作され配布されたカセットテープをCD化(2023年リマスター)、英語詞曲をFM風DJ(キャプテン・ジョージ(ケヴィン・クローン))でつないでいるのだそうです。
ジャケットの写真がカセットテープのサイズ比と思われる写真になっているのが面白い。
収録曲は以下の通り。
1. FIND SOMEBODY NEW
2. LAST TRAIN
3. Show Must Go On
4. SEXY PACIFIC
5. Dance With Me
6. WE LOVE YOU
7. ORLEANS
8. NIGHT ROCKERS
9. ニコニコ・ワイン
10. MIDSUMMER TABOO(あの波をつかまえて)
11. ISLAND
このうち、2006年盤(と2023年盤)の『MY CREW』と『Showdown』にボーナストラックで収録されたものが7曲(オリジナルを英語詞に歌い替えた作品)で、残り4曲(1, 3, 5, 9)は、もともと英語詞で、(9)は『ひとかけらの夏』に、(1)は『Showdown』に、そして、(3, 5)は、もともとは1985年のシングルの両面で、2006年盤、2012年盤、2023年盤の『Showdown』にボーナストラックとして収録されています。
すなわち、DJの部分を除けば、既発売のCDに収録されていない作品はないということになります。
最後に、英語詞といえば、「Up To Love」はなぜオリジナルのカセットに収録されていなかったのでしょうか? 個人的には、英語詞の村田作品の中では、最も好きなので。
村田さんの初期5枚のアルバムがまたもや再発されて(されつつあって)、混乱が生じないだろうか、というようなことを書きました。
そもそも、よくわかっていないのですが、電子ファイル(mp3とかwmaとか)が持っている固有の情報(個々人が変更できない情報)によって、どのアルバムに収録されている作品かがわかるということはないのでしょうか? そのような情報が電子ファイルに「付いて」いるのであれば、どの電子ファイルがどのアルバムに収録されているかがすぐにわかることになります。
そこで、電子ファイルの「プロパティ」を見てみましたが、変更できないような固有情報で、収録アルバムを特定できるような情報は発見できませんでした。もちろん、収録アルバム名やアーティスト名や発表年は、「プロパティ」に含まれていますが、そもそも「2006年盤」「2012年盤」「2023年盤」などとの記載もなく、すでにある情報もいくらでも個人により変更することが可能なようですので、どのアルバム(何年盤)からの作品なのかは、厳密にはわからないといえます。
探し方が悪いのかもしれません、または、素人でも知っているような通常の方法では見ることができないような場所に情報があるのかもしれません。
ただ、電子ファイルそのものだけでは、「出自」はわからないという可能性は、かなり高いのではないかと思います。ようするに、村田さんの初期5枚のいずれかに収録されている、ある曲の電子ファイルが、どこかに転がっていた場合、そのファイルだけを見て、明確に「2006年盤」か「2012年盤」か「2023年盤」か、それ以外なのかを確定させることは困難なのではないか、ということです。
そのことは問題ではないのでしょうか? 確かに、何年に出されたアルバムに入っているのかがわからなくても困らない、そうかもしれません。しかし、それでも懸念はあります。
どのアルバムに収録されていた作品であるかを確認する方法についてさらにご存じのかたがおられたら、ご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
村田作品でも最も知られている作品は、間違いなく「一本の音楽」でしょう。では、この曲を収録しているコンピレーションアルバムは、どれくらいあるでしょうか?
これを網羅的に調べることは困難ですが、検索してみると、少なくとも次のようなCDが発見できました。6枚ですが、古いものから新しいものの順に並べています。
なお、ピアノなどによるカバーなどは含めていません。
ニューミュージック大全集 13:時空の旅人-愚か者よ
アルファムーン/CBSソニー/Pax Music(検索したデータベースによって会社名(レーベル名が異なるようです))
1988
ニューミュージックベストコレクション 3 恋の嵐~SUMMERAVACATION
MMG
1991
CITY POP WARNER MUSIC JAPAN edition
Wea
2003
ミスDJリクエストパレード 1981-1985
ワーナー
2003
クリス ミュージック プロマイド ~あの空と旅のカセット~
Sony Music Direct
2019
FM station 8090 : good old radio days : daytime citypop by Kamasami Kong
エイベックス・エンタテインメント
2023
思ったよりも少ないという印象です。「一本の音楽」を収録したご本人のベスト盤はかなりあるのですが。もしかすると、コンピレーションアルバムへの収録を、ある程度制限しているということなのかもしれません。
ただ、十分に検索できていないという可能性もあります。というのも、今回コンピレーションアルバムの検索ではなかなか網羅的な情報を集められませんでした。あちこちのデータベース(CD販売サイト、公立図書館のサイトなど)を検索して、無理にまとめた感じです。おらく上記以外にも「一本の音楽」を収録しているCDはもっとあるのだと思います。コンピレーションアルバムについて(実は本当はそれに限らずですが)、1つのデータベースで、すべてが検索できるようなことになってもらえないものでしょうか? 不便で仕方ありません。とともに、未だにそういうデータベースがないということは、非常に情けないことです。
さらにもう少し調べてみたいと思います。ある程度まとまりましたら、またお知らせしたいと思います。
中島みゆきって、ほとんど聴いたことがなかったので、今まで長らく知らなかったのですが、最近たまたま気づきました。
中島みゆきの15枚目のアルバム『中島みゆき』(1988年)(デビューアルバムでもないのに、アルバムタイトルに自分の名前をつけるというのもすごいですが)の最後(9曲目)の曲「ローリング」に村田和人・山本圭右の両氏が、コーラスで参加しているのです。この曲の作詞・作曲は中島みゆきご本人ですが、編曲が椎名和夫さんのなので、そのつてでこのお二人がコーラスに呼ばれたのではないかと推測できます。しかし、調べてみると、椎名和夫編曲作品は、このアルバム内でも他に何曲もあり、また、1つ前の『36.5℃』でも編曲している作品が収録されています。にもかかわらず、村田・山本のお二人が登場するのはこの曲だけ。なぜこの曲だけなのか、そもそも、なぜこの2人をわざわざ中島みゆきという、いわば大きく「畑違い」のミュージシャンのアルバムに呼んだのか、逆にこのお二人がこの仕事を受けた理由はなんだったのか、その辺りの経緯は全く分かりません。
残念ながら、このアルバムはSpotifyでは配信されていないので(というか、中島作品は、なぜか、シングルしか配信されておらず(しかも、全シングルではない模様)、アルバムは一切含まれていません、シングルに限定している意図がよくわからず、不思議ですね)、いろいろと探して聴くことができました。なお、1993年のセルフ・カバーのアルバム『時代-Time goes around-』に収録されている同曲は、別バージョン(編曲は瀬尾一三)で、村田・山本のコーラスはないようです(未確認)。
さて、聴いてみますと、以前も同じようなことを書きましたが、山本さんの声はかろうじてわかるような気がするものの、村田さんの声はわかりません。お二人がコーラスをしているという情報がないまま聴いても、気づくことはできなかったでしょう。村田さんについては、他人の作品で他の人と一緒にコーラスをする場合、どうしても、「控えめ」になってしまい、「村田らしさ」が前面に押し出されてこないことがほとんどのようです。
とはいえ、クレジットに明記されていて、コーラスをしていることは間違いありませんので、チャンスがあれば、ぜひお聴きください。
よろしくお願いします。
何と、村田さんの4枚目、5枚目も、BRIDGEから再発されるそうです。なぜ、この2枚だけが遅れて発売されることになったのか、経緯はよくわかりません。
3枚目までと同じ、2006年盤の収録曲と同じで、リマスター、解説付きだそうです。
以降、これら5枚が「2023年盤」と呼びならわされていくのでしょうか?
基本情報は以下のとおりです。
村田和人/ Showdown (+8)
2,300円(税込2,530円)
レーベル:BRIDGE INC.
品番:BRIDGE383
JAN:4582561399107
フォーマット:CD
発売日:2023/9/13
http://bridge-inc.net/?pid=176522106
村田和人 / Boy’s Life (+9)
2,300円(税込2,530円)
レーベル:BRIDGE INC.
品番:BRIDGE384
JAN:4582561399114
フォーマット:CD
発売日:2023/9/13
http://bridge-inc.net/?pid=176522324
なお、今回の再発の3枚目まではすでに発売されていますが(とはいえ、どなたが解説を書いているかの情報はありませんが)、Spotifyでは配信されていません。とすると、5枚とも配信はされないのでしょうか。
なお、懸念されるのは、同じアルバムが増えてきて、そろそろ混乱が始まるのではないかということです。特に「2006年盤」と「2023年盤」は収録曲が同じなので、MP3などの状態になると、区別できない状態になるのではないかと思います。
いやいや、すでに混乱は起きている、ということかもしれません。
注意して見守っていきましょう。