Spotifyの話題ばかりですみません。
村田さんのアルバム、初期5枚が2012年盤で配信されていたとご紹介しましたが、ということは、2006年盤は今後配信されることがなく、それに伴い皆に聴かれることがなくなって、世の中から消えてしまうかもしれません。
でも、Spotifyで同じアルバムのバージョン違いを複数配信しているケースもかなりあります。古いオリジナルに対して「○○年リマスター」などとタイトルに記載があるものがそうですね。
村田さんの初期5枚については、いっそのこと2006年盤はもちろんのこと、それらのみならず、それよりも古い、ボーナストラックが収録されていない2種類(1980年代盤と1994年盤)も含めて、全4バージョンを配信していただけたらと思っています。
そんなことをしても、やっぱり、マニアの人しか喜ばないですかね。
いや、ファンによっては、1994年盤をすごくたくさん聴いていて、その音になじんでいる、などということもあるかもしれません。
ちなみに、2012年盤の5枚のうち、『Boy's Life』だけが、Spotifyにおける年表示が「2012」になっていて、残りの4枚は、実際のアルバム(レコード)発表年になっています。このような不統一は、No.1153ですでに指摘していた点で、現実に混乱・不統一が生じてきています。
ユニバーサルの「夏三部作」から、No.1160で2曲ずつピックアップしてみましたが、ユニバーサルからだされているベスト盤の収録作品を見てみると、当方が選んだ6曲中3曲しか収録されていません。
収録されていたのは、以下の、2,8,14です。
以前、ムーン時代のベスト盤とも自分自身が選んだ曲が合わなかったことがありました。そういうものなのかもしれません。
夏!夏!夏! BEST ALBUM -NON STOP DJ MIX- UNIVERSAL EDITION
2013.07.24
UICZ-4282
曲目
1 Life is Fun
2 JUMP IN TO THE SUMMER
3 Here Come The Thunder
4 R-134 波浪警報
5 颱風少年
6 夏が終わらないうちに
7 少年サイダー
8 堕落の夏
9 Used Wagon
10 どこ吹く風
11 Lost Hero
12 耳鳴りの夏
13 High School Band
14 太陽のPrecious
15 Dreaming by the Seaside
ユニバーサルの村田和人のページを見ていたら、「東芝EMI・EastWorld」時代のベスト『風と光のサイクリング』が掲載されていました。確かに、このベストアルバムについては、2016年当時、安い価格で再発されたということでご紹介したのですが(No.865、No.866、No.867)、出した会社が違っていたのですね。まったく気づいていませんでした。調べてみると、東芝EMIは、音楽から2007年には撤退し、残っていた(海外の)「EMI」も2013年の時点でユニバーサルに吸収されていたということです。ちなみに、東芝EMI時代のオリジナルアルバム3枚は、土橋一夫さんの「FLY HIGH RECORDS」から2011年に出されているので(のち同レーベルから初期5枚の2012年盤も出された)、オリジナルとベストのレーベルが異なるという状態になっています。(といいますか、レーベルが違うということの意味が正確にはよくわかっていませんが)
念のため、当該ベストアルバムの情報も掲載しておきます。
風と光のサイクリング~村田和人ベスト
2016.10.05→オリジナルは1993年
価 格:¥1,528 (税込)
品 番:UPCY-9538
レーベル:Universal Music
発売元:ユニバーサルミュージック合同会社
曲目
1 サイクリングに行こう
2 Sky Love
3 風とコロナ
4 134号ストーリー
5 優しいなんて誤解
6 水のエンベロープ
7 SARA!
8 夢の降る浜べ
9 Paradise Road
10 Shining Star-うまく言えない-
11 この夜の片隅で
12 THIS BOY
13 空を泳ぐ日
西司さんについては、村田さんの「ユニット仲間」ということで以前からもよくご紹介していましたが、2021年7月7日(水)に、西司さんの17枚目の6曲入りミニアルバム『NOAH』(ノア)が各種サイトで配信開始されましたので、ご紹介します。(なお、CDはありません。) 2017年の『CROSS THE RUBICON』以来の新作です。
曲目は以下のとおり
・NOAH
・アラビンと魔法のダンス
・傷だらけの地図
・秘密の花園
・住み慣れた街
・月光の下で
YouTubeでもダイジェストが紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=QZ5NpVPa4Zg
Spotifyでも配信されています。登録だけでお金はかかりませんので、皆さんもぜひ、お試しください。なお、Spotifyではもう1枚だけ、2017年の『CROSS THE RUBICON』も配信されています。
なお、宣伝ついでに、
【第11回 NISHI TSUKASA YouTubeLive】 〜1周年記念&NOAH発売記念配信〜 2021年7月18日(日) 20時~(19時40分頃から映像を流しています)
当日は西司公式HPのTOPからライブ配信の画像を クリック!
https://nishitsukasa.web.fc2.com/index.html
しかし、ニューアルバムですが、配信のみとなると、歌詞もクレジットも分からないということになるのでしょうか?
ホームページに掲載していただければいいのにと思いますが、いかがでしょうか。
それから、入手が難しいアルバム『Seven Places』もこの際?配信していただければと思います。よろしくお願いします。
村田さん参加のユニット「21」のCD2枚が再発されていました。2021年6月23日です。
Blue Coast Inn(VICL-65523)
GREETING +2(VICL-65524)
GREETINGには、ボーナストラックとしてシングル2曲入りで(オン・ザ・ユニバーシティ・ストリート/I LOVE TOKYO)、2枚とも2021年最新リマスタリングだそうです。
再発とは素晴らしい話なのですが、すでにご紹介したとおりすべての曲がSpotifyに配信されていますので、ちょっとインパクトが足りないかもしれません。
とともに、「2021年最新リマスタリング」ということは、Spotifyで配信されている音源とはマスターが異なるということですね。大変ややこしい話になっています。
なお、今回の再発は、ビクターの【マスターピース・コレクション】という企画で、他の作品も併せて17タイトルが再発されたそうです。その中で、「21」の2枚以外で気になるのは、
REICO『OFF LIMITS』(VICL-65534)
JIVE『First Letter』(VICL-65533)
REICOは作詞家として有名な田口俊さん(以前もご紹介しましたが(No.1026とNo.859)、村田さんの作品でも田口さんの作品が多い)の1980年代の2人組グループで、このアルバムはSpotifyでも配信されて聴くことができるようになっています。無料ですから、ぜひお試しください。なお、このアルバムは2枚目で、1枚目のアルバム『REICO』はアルファレコードから出されているので残念ながら今回の対象ではなく、また今までCD化も配信もされていません。いずれは配信とCD化をお願いしたいところです。
また、JIVEですが、これは1枚目のアルバムなのですが、なぜ1枚目だけなんでしょうか? 2枚目の「Klaxon」もビクターなので、せめてこの2枚を一緒に再発していただければよかったのにと思います。
なお、JIVEのCDはREICOとは異なり、Spotifyでは聴けないのですが、ビクターの作品の中で配信する/しないについて、どういう理由で差をつけているのでしょうか?? ぜひJIVEも配信していただきたいものです。