村田さん参加のユニット「21」のCD2枚が再発されていました。2021年6月23日です。
Blue Coast Inn(VICL-65523)
GREETING +2(VICL-65524)
GREETINGには、ボーナストラックとしてシングル2曲入りで(オン・ザ・ユニバーシティ・ストリート/I LOVE TOKYO)、2枚とも2021年最新リマスタリングだそうです。
再発とは素晴らしい話なのですが、すでにご紹介したとおりすべての曲がSpotifyに配信されていますので、ちょっとインパクトが足りないかもしれません。
とともに、「2021年最新リマスタリング」ということは、Spotifyで配信されている音源とはマスターが異なるということですね。大変ややこしい話になっています。
なお、今回の再発は、ビクターの【マスターピース・コレクション】という企画で、他の作品も併せて17タイトルが再発されたそうです。その中で、「21」の2枚以外で気になるのは、
REICO『OFF LIMITS』(VICL-65534)
JIVE『First Letter』(VICL-65533)
REICOは作詞家として有名な田口俊さん(以前もご紹介しましたが(No.1026とNo.859)、村田さんの作品でも田口さんの作品が多い)の1980年代の2人組グループで、このアルバムはSpotifyでも配信されて聴くことができるようになっています。無料ですから、ぜひお試しください。なお、このアルバムは2枚目で、1枚目のアルバム『REICO』はアルファレコードから出されているので残念ながら今回の対象ではなく、また今までCD化も配信もされていません。いずれは配信とCD化をお願いしたいところです。
また、JIVEですが、これは1枚目のアルバムなのですが、なぜ1枚目だけなんでしょうか? 2枚目の「Klaxon」もビクターなので、せめてこの2枚を一緒に再発していただければよかったのにと思います。
なお、JIVEのCDはREICOとは異なり、Spotifyでは聴けないのですが、ビクターの作品の中で配信する/しないについて、どういう理由で差をつけているのでしょうか?? ぜひJIVEも配信していただきたいものです。