『一本の音楽』
シングルではありません、アルバムです。
No.1302で、「「一本の音楽」を歌いたい人ばっかりになってしまう?」と、たくさんの人が「一本の音楽」ばかりを歌うような状況をやや否定的に書きましたが、その後、かえって、このことの実現を真剣に考え始めました。
いろいろな人が、同じ「一本の音楽」を、それぞれの編曲や歌で歌う。
1枚のアルバムが、すべて「一本の音楽」になる。
しかし、それは、決してつまらないことではありません。
それぞれの人が、その歌、その歌を歌った村田さんに込めた思いが、その人が歌った「一本の音楽」からあふれ出てくるのです。
ですから、間違いなく、同じ「一本の音楽」はありません。10曲入りなら、10曲の異なった「一本の音楽」になる。それぞれの曲からは、各アーティストの「一本の音楽」と村田さんに対する思いを感じることができ、それは、おそらく体を震わすような感動にさえつながることでしょう。
そんなアルバム、当方は、実に聴いてみたい、聴きたくて仕方ない。この世にそのような企画が出ることを強く願っています。