先日、かなり久しぶりに村田さんの『Treasures in the Box』を聴いて、気づいたのですが、収録されている「最後の夏休み」という曲の後奏のコーラスが、『evergreen』に収録された「絵日記の夏」の終わりのコーラスと同じフレーズなのです。
ただ、英語のコーラスなので、何と歌っているかはよくわからなくて、聴こえたままを、そのまま書くと(聞き違いがあると思います)。
「♪リメンバー・フォーゲット、リメンバー・リグレット、リメンバー・カセット(ガゼット、風?)、グッバイ・トウ・マイ・スウィーツ・オブ・アゲイン」
このままの英語では意味をなしませんが、聞き間違いを直したら、英語としても筋が通っているのかもしれません。
コーラスなので、おそらく歌詞カードにも書かれていないのではないかと思っています。ただ、現時点では、それぞれのCDを探し出せていない状態です。
それにしても、なぜ同じフレーズをわざわざ使っているのでしょうか? むしろ、「最後の夏休み」の原曲(誰が歌っていたのか、にわかにわかりませんが)で、このコーラスだったのを、「絵日記の夏」で再利用した、ということかもしれません。もしかすると、この2つのCDの歌詞カードにこの点の説明や由来が書いてあるかもしれません。
ちなみに、「最後の夏休み」というタイトルは、松任谷由実の「最後の春休み」(1979年の『OLIVE』収録、なお、この曲を収録したハイ・ファイ・セットの『閃光 (フラッシュ)』も1979年)のパロディなのでしょうか?
村田さんに関しては、まだまだよくわからないことが多いように思います。