また、巻末の「JAPANESE CITY POP MASTERPIECES 100」の中に次の3曲が選ばれています。
・あの波をつかまえて/from Al『My Crew』(1984年)
・So Long Mrs./from Al『ひとかけらの夏』(1983年)
・LADY SEPTEMBER/from Al『また明日』(1982年)
3曲とも「作詞:安藤芳彦/作曲:村田和人/編曲:山下達郎」です。
なるほど、確かに「あの波をつかまえて」もいい作品だな、と改めて思いました。
この「JAPANESE CITY POP MASTERPIECES 100」の企画は、2006年の『クロニクル・シリーズ ジャパニーズ・シティ・ポップ』のほうにもともとあった企画で(ただし、100作品までは多くなかったと思います)、村田さんの3曲については同じ作品のままでした。
それから、この本には、「Featuring Artists」というページがあり、村田さんも含めて以下の15アーティストが掲載されています。
はっぴいえんど
大滝詠一
細野晴臣
鈴木茂
ティン・パン・アレー
松任谷由実(荒井由実)
吉田美奈子
南佳孝
山下達郎
大貫妙子
竹内まりや
杉真理
村田和人
安部恭弘
角松敏生
最後に、「あとがき」は、次のように締めくくられています。
『・・・その後、鬼籍に入った方々もいらっしゃいます。
大瀧詠一さん(1948.7.28.‐2013.12.30.)、-加藤和彦さん(1947.3.21.‐2009.10.16.)、佐藤博さん(1947.6.3.‐2012.10.26.)、須藤薫さん(1954.5.1.‐2013.3.3.)、松原みきさん(1959.11.28.‐2004.10.7.)、村田和人さん(1954.1.2.-2016.2.22.)[五十音順]
本書を、彼らと、その素晴らしい音楽に捧げます。』