次のURLに、いつの間にかPIPER(パイパー)のウエブサイトができていました。
まだまだ情報が不足していますが、今後に期待いたします。
今後追加していただきたい情報としては、例えば、
・アルバムの収録曲(作詞作曲編曲情報を含む)/参加ミュージシャン
・山本圭右さんのソロ作品情報
・過去のライブ情報(参加ミュージシャン(村田さん含む)、会場、演奏曲など)
・他のミュージシャンのアルバムへの参加情報(山本さん個人参加を含む)
贅沢を言えば、というか、村田ファンとしては、「村田バンド」の活動などの情報も追加していただければ、ありがたいのですが?
何と言っても、山本さんは、「村田バンドのギタリストとしても活躍」なさっているわけですので。
「村田本」の刊行の可能性が低い中(全然諦めてはいないのですが)、現実的に、「村田バンド」の(ある程度まとまった)情報が出る可能性が最も高い場所は、ここだろうと思っています。
大変勝手ながら、どうぞ、よろしくお願いいたします。
パイパーの話題ばかりですみません。
PIPER(パイパー)の中国ツアー2025の日程と場所が決まったということです。
全5回で、以下のとおりです。
https://x.com/Piper_yamamoto/status/1927192021418021324
07.04 北京 Blue Note
07.06 上海 Blue Note
07.09 郑州 Onion葱头俱乐部
07.11 深圳 BO Live 福田
07.12 广州 SD Live 北馆
いやいや、すごいですね。
中国でこれだけ求められているというのもすごいですが、それに応じてツアーに行こう(しかも、昨年に続いて)という気力も(体力も)すごい。
それならば、いっそのこと日本でもツアー? と思ってしまいますが、必ずしもそうはならないのでしょうかね。
残念ながら中国ツアーに観客として参加することは難しいですが、気持ちで応援します。
なお、今後も、この場所でパイパーの話題は頻出するのではないかと思いますので、あらかじめ、その点お断りしておきます。
個人的には、それでもいいのではないかと思っています。村田和人とパイパーは「一体」とまでは言えないとしても、分かちがたい「盟友」であることは間違いないと思いますので。
言い訳めいていますが、どうぞよろしくお願いいたします。
PIPER(パイパー)の2025年7月の中国ツアーが決まりつつあるそうです。
https://x.com/Piper_yamamoto/status/1926163593977811214
昨年のツアーの写真も見られます。
PIPER BlueNote CHINA 2024
https://www.youtube.com/watch?v=gOw5oMlx2QY
村田さんも天国で、「すごいぞ、俺も連れてって」って言っているかも。
村田さんの2枚目のアルバム『ひとかけらの夏』(1983年)を聴いていましたら、2曲目の「Summer Dream」が、スローな8・6ですが、どこかで聴いたことがあるような気がしてきました。
いろいろと考えていたら、「あっ」と思いついたのは、『Niagara Triangle Vol.1』(1976年)の大瀧詠一作品3曲のうちの、唯一の大瀧ボーカル作品「夜明け前の浜辺」です。他の2曲は「FUSSA STRUT Part 1」「ナイアガラ音頭」ですから、1980年代の大瀧作品にはほとんどつながらないのですが、この「夜明け前の浜辺」はそうではない。
もしかしたら、『ひとかけらの夏』のライナーに何か記載されているかもしれないのですが、2006年盤も2012年盤もすぐに見つからないので確認できません。個人的に勝手に推測すると、編曲をしている山下達郎さんの大瀧詠一さんへのオマージュ的な意味合いがあるのかもしれません。
ただ、この曲は、そもそもカバーですね。すぐにこの曲の原曲の詳細はわかりませんが、もしかすると逆で、「夜明け前の浜辺」が原曲へのオマージュなのかもしれません。
いずれにしても、山下達郎さんとしては、ご自身の作品ではしにくかった編曲を、この作品で試してみた、ということかもしれません。
まだまだ、理解していないことが多いですね。
ああ、「村田本」がほしいなあ。
以前に何回か書きましたが、コンピレーション(コンピ)のアルバムにご自身の曲が収録されることに対して、山下達郎さんが激しく抵抗なさっているようです。奥さんの竹内まりやさんの曲も同様のようです。
(また、配信についても、同様に抵抗なさっているようなのですが、配信については機会を改めて書きたいと思います。)
コンピレーションアルバムへの収録を拒んでいる、その理由は、正確ではないかもしれませんが、
「収録されると、その曲ばかり聴かれるようになり、その曲しか世の中に残らなくなる」
ということだったのかと思います。ようするに、(コンピではなく)自分のCD、LP等で聴け、とおっしゃるのでしょう。
しかし、村田作品を題材に、ここでは2点によって反論したいと思います。
おそらく、村田作品で、最も多くコンピレーションアルバムに収録されている曲、それは、「一本の音楽」でしょう。次いで、「電話しても」でしょうか。では、これらの作品を例として使って、以下書いてみたいと思います。
1.実際村田さんの作品について「その曲しか世の中に残らなくなる」という状態になっているか?
これは、当方が村田ファンだからそう思うのかもしれませんが、そうはなっていない、と考えます。
例えば、客観的な証拠としては、(上記2曲が収録されている初期2枚だけではなく)ほとんどのCDは販売し続けられていますし、再発もされている。CDが再発されるということは、買っている人が存在するということでしょう。また、配信もされています。そして、あえて書きますが、ご本人の死後にもかかわらず、です。
要は、他の作品が聴き続けられるかどうかは、コンピレーションアルバムへの収録の有無だけが問題なのではなく、結局作品の魅力次第なのだと思います。
もしも、「いやいや、そんな短期的なことを懸念しているのではなく、100年後、200年後の話なんだ」ということであれば、それは、その時代に生きているはずもない当方が判断できる話ではなくなりますので、コメントは差し控えます。
2.逆にコンピに収録されるというメリット
山下達郎さんほどになれば、日本人ならば、誰でも知っている、誰でも聴いたことがある、ということなのでしょう。仮に、音楽に詳しくなくても、最近の若い人でも。話題もなりやすいので、CDを聴いてみようか、ということにもなりやすいと思います。
しかし、村田さんとなると、そうとは言えません。すなわち、特に音楽に詳しくなくても知られている、そういうミュージシャンではない。逆に言えば、1980年代ごろの音楽に詳しくないと、知らないだろう、ということです。
となると、村田作品に触れてもらうためには、何らかの「きっかけ」が必要です。他の人などに紹介してもらうとか、村田作品をたまたま耳にするとか。この後者の1つの例が、コンピのアルバムになると思います。コンピのアルバムがかえって村田作品に触れてもらえるいい機会になると思うのです。逆にコンピでもなければ、村田和人というミュージシャンを聴いてもらえる可能性は低い(特に、1980年代当時を知らないような若い人たちには)、と残念ながらいえそうです。
ということで、結論としては、コンピレーションアルバムに村田作品が収録されるということは、肯定的にとらえています。
そして、コンピのアルバムで村田作品に関心を持っていただいた方は、Spotifyででも、1st, 2nd, 3rdのアルバムだけでも結構なので、ぜひ聴いていただければと思います。
よろしくお願いします。