先日、大貫妙子さんへのトリビュートアルバムを聴いていたら、なぜ、村田さんにもそういう企画盤がないんだろうか、と不思議に思い始めました。
直々の先輩(師匠?)である山下達郎さんから、ユニットで協働した仲間、村田バンドやその他村田アルバム制作にご参加の面々、そして、村田さんとの活動をきっかけにデビューすることになったまさに「村田チルドレン」、さらには、村田さんとは直接の接点はないけれども、その音楽に影響を受けた人、単にファンのアーティストだったり、特にさらに若い皆さんまで。
たくさんの人が手を挙げるに違いないと思うのですが。「えっ、こんな人が」という驚きのアーティストに参加していただけるかもしれません。
特に、高齢のかた(失礼!)は、声が出なくなる前に(?)急いで制作していただかないといけないのでは?
村田さんが亡くなってから時間も経ちましたので、歌おうとすると涙ぐんでしまう、ということももうないのではないでしょうか。そういう意味でも、適切な時期になってきているのではないかと思います。
何? そんな企画をしたら、「一本の音楽」を歌いたい人ばっかりになってしまう? そんなことはないと思いますが、もしもそうならば、「一本の音楽」アカペラ大合唱にしませんか。
そうしたら、村田さんも空のうえで、「こりゃあ面白い、楽しい」と笑って下さるのではないでしょうか?