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村田和人(むらた・かずひと)

ロジャー・ニコルスと竹内まりや(1147)

No.1145でロジャー・ニコルスの名前が出ましたが、その関係で、村田さんの話題からずれますが、申し訳ありません。

 

竹内まりやの4枚目のアルバム『Miss M』(1980年)のA面は、「L.A. Side」として、デイヴィッド・フォスター(David Foster)とジェイ・グレイドン(Jay Graydon)を中心にアメリカで制作されましたが、その中に1曲ロジャー・ニコルスの作品があります。A面最後の曲「Heart to Heart」です。英語詞かと思いきや、竹内まりやご本人の作詞です。

 

当方は以前からなんでこんな曲が収録されているのだろうと不思議に思っていて、てっきり、本人が好きな曲(例えば、カーペンターズの曲)を、ご本人が日本語詞をつけてカバーしたのだろうと思いこんでいました。しかし、調べてみると、そうではなく、次のような不可思議な経緯があったようです・

https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=655156&id=54763870

 

まず、プロデューサー(このアルバムのプロデュサーは宮田茂樹と村上優のお二人ですが、おそらく宮田さんのほうでしょう)が、レコーディング中のロス・アンジェルスで、「つて」をたどってロジャー・ニコルスと会って作品提供を依頼したところ、TV用の書きかけの曲があり、宮田さんがその場で少しアイデアを出して完成させたということです。なんか嘘のような不思議な話です。

ちなみに、この曲は、のち、カーペンターズが「NOW」というタイトルで歌ってレコーディングされ、カレン・カーペンターの最後の曲になったそうです。

YouTubeでも聴くことでき、(ほぼ)同じメロディーであることが確認できます。ご関心のあるかたは、お試しください。

 

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