先週、吉田美奈子さんとの関係で二名敦子さんの作品が出てきましたが、二名敦子さんには、先にご紹介した作品のみならず、村田さんはいくつか作品を提供していますので、まとめて整理しておきましょう。以下のとおり。
・ちょっと泣きたいWednesday(作詞:みうらよしこ、作曲:村田和人、編曲:佐藤博)(2枚目『ロコ・アイランド』(1984年)の7曲目に収録)
・April Shadow(作詞:みうらよしこ、作曲:村田和人、編曲:芳野藤丸)(3枚目『ウィンディ・アイランド』(1985年)の5曲目に収録)
・風の街角(作詞:吉田美奈子、作曲:村田和人、編曲:芳野藤丸)(4枚目『Naturally』(1985年)の3曲目に収録)
・ムーンライト ママ(作詞:二名敦子 作曲:村田和人 編曲:小林信吾)(5枚目『him』(1986年)の2曲目に収録)
最後の作品の編曲家である小林信吾さんは、2020年10月4日にお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。
なお、村田作品は、きれいに1アルバム1曲ずつですが、これは、制作側の意図のようで、この4枚についてはいずれのアルバムも、完全に1人が1曲ずつということではありませんが、それぞれ多数の作曲家が参加しています。
これに加えて、以前、村田和人と二名敦子(1036)でご紹介したように、6枚目のアルバム『Fluorescent Lamp』(オリジナルは1987年。ただし、1986年という情報もあり。2018年にタワーレコード限定で発売)にはボーナストラックとして、村田さんの作品が2曲収録されています。
11. 真夏のスーパースター ※ボーナストラック
(作詞:二名敦子 作曲:村田和人 編曲:清水興)
12. 深く青いアクア ※ボーナストラック
(作詞:二名敦子 作曲:村田和人 編曲:清水興)
なお、No.1036で、『Fluorescent Lamp』を7枚目と書いているのは、早川英梨名義の次のアルバムを1枚目と数えたのでしょう。
・CITY(1981年8月25日発売、テイチク、CL-4)、(2013年11月20日、タワーレコード限定、TEH-18):後藤次利が全編曲
ややこしくてすみません。