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村田和人(むらた・かずひと)

村田語録~平松愛理さんの例で(1067)

いつも結構無理なお願いを書いていますが、今回は、なお一層困難なことなので、明確に無理を承知で書きます。

 

以前、何回も「村田本」を刊行してほしいということを書いてきました。全然実現しなくてとても残念ではありますが、このこと自体は、無理なお願いではないと思います。さて、問題は、以下書こうとしている部分です。

その「村田本」の中身の1項目として、以前提案した村田さんの文章(CDのセルフライナーなど)のみならず、ラジオやテレビでのご発言をいくつかピックアップしてを載せられないものでしょうか?

いわば、「村田語録」です。

 

村田さん、一時期は、ラジオ番組もテレビ番組も持っておられたのですから、「ネタ」はいくらでもあるはずです。それに、ゲストで出演した番組でのご発言や出演まででなくともラジオで「ひとこと」のようなものも多くあるはずです。おおっ、面白いこと言ってる、とか、へーそうなんだ、と思うようなこととか。

一つの例を挙げると、以前書いたかもしれませんが、FMの何かの番組で、平松愛理さんの4枚目のシングル「月のランプ」(1990521日)が出た当時に、村田さんが紹介、というのを聞いたことがあり(ゲスト出演ではなく、その曲についてだけ、録音されたコメントが流されたケースだったと思います、年月日も不明です)、ずいぶんほめていた記憶があります。実際には、何と言っておられたのでしょうか?

村田さんがHoney & B-Boysでアルバム『Back to Frisco』を平松さんと一緒に出したのが、ソロデビュー前の1987年ですから、このような推薦的なコメントの当事者としては、最適ではないかと思いますが、どういうコメントだったのかは、ずいぶん昔だということもあり、すっかり忘れてしまっています。

平松愛理さんは、デビューから2枚のアルバムまでは、西平彰・佐橋佳幸(と藤井丈司?)の各氏の手による音作りで、個人的には。この2人はすごく好きなのですが(例えば、鈴木祥子)、それでも、平松作品はぱっとしないなという印象でした。それが、この「月のランプ」から、のち夫君となり結局離婚してしまう清水信之さんに変わって、文字通り目が覚めるような作品になったというイメージがありました。村田さんが強く推すことについても、深くうなずけた記憶があります。清水信之さんは、安部恭弘・epoといった1980年代前半から好きだったのですが、この平松愛理で次の段階に進んだのではないかと考えています。それにしても、やはり、音楽的に合う合わない(あるアーティストの編曲については好きなのに、別なアーティストの編曲をしたときには必ずしも好きになれない)というのはあるものですね。

いまだに、「月のランプ」は、大変えらそうな言い方ですみませんが、清水作品の中でもとりわけ出来がいいと思っている作品で(清水作品一般に見られる華麗さはもちろん、楽曲としての勢いやまとまりにおいて)、のちの「素敵なルネッサンス」「部屋とYシャツと私」(後者の作品は、どうしても平松作品の代表作ととして取り上げられますが、個人的には生々しい歌詞は苦手で、あまり聴いていません)よりも高く評価しています。

 

ということで、話が平松=清水コンビのほうに行ってしまいましたが、「村田語録」、皆さんお持ちではないですか? そんなの記録に全然残ってないよ、確かに、しかし、だからこそ価値があるのではないでしょうか? そして、実は、古いカセットテープに村田さんが出演なさったラジオ番組を「エアチェック」したものが残っていたり、しませんか?

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Akihoshi Yokoran
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