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村田和人(むらた・かずひと)

シティ・ポップとラジカセ(1258)

次の本が刊行されています。

 

シティ・ポップとラジカセ

7080年代のカセットテープ・カルチャーを振り返る

編著 開発社

徳間書店

1刷 2023331

本体2000円+税

 

カセットテープに絡めた「シティポップ」本で、カセットテープそのものに関してはNo.1246に書きましたように個人的にはほとんどネガティブなのですが、稲垣潤一、杉真理、鈴木茂、伊藤銀次、EPO5人のインタビューもありますので、あえてご紹介します。

 

そして、次の記事(20枚のアルバムを取り上げている)の中に村田さんのアルバムも含まれています。

 

○シティ・ポップ名盤選(馬飼野元宏)(p38p44

 

以下、p44の原文です。

 

ひとかけらの夏

村田和人|1983年/アルファ・ムーン

――――――――――――――――――

夏のけだるい空気を

パッケージングした傑作集

――――――――――――――――――

サマー・ポップスの名手・村田和人の2作目で、アレ

ンジとプロデュースに山下達郎が全面参加。「一本の

音楽」や、まりや&達郎作の「ニコニコ・ワイン」な

ど、バラエティーに富んだ楽曲と、パーフェクトな完

成度を誇るサウンドが一体化した夏の大名盤。

 

引用は以上で終了。

================

 

山下達郎への言及は当然としても、わざわざ「ニコニコ・ワイン」を取り上げて竹内まりやに言及する必要はないでしょう。作詞に言及するなら、安藤芳彦さんが参加していますので、むしろこちらでしょう。やはり、山下・竹内夫妻の役割を強くとらえすぎる傾向が見えます。あとは、「コーラス」に触れてほしかったところです。

 

なお、カセットテープには、当時、次のような種類があって、この本にはその説明もあり、すごく懐かしく感じました。

 

TYPE I:ノーマル

TYPE II:クロム(ハイ・ポジション)

TYPE III:フェリクロム

TYPE IV:メタル

 

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Akihoshi Yokoran
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