ベスト |
REAL COLLECTION 1982-1984(イーストウエスト。JAN: 4988029408235) |
1990年 |
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ベスト |
REAL COLLECTION 1984-1987(イーストウエスト。JAN: 4988029408334) |
1990年 |
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ベスト |
Best of Summer Collection(東芝EMI。JAN: 4988006087453) |
1991年 |
○ |
○ |
○ |
ベスト |
風と光のサイクリング~村田和人ベスト(東芝EMI。JAN: 4988006103528→JAN: 4988031181775) |
1993年→2016年再発 |
○ |
○ |
○ |
ベスト |
Big Artist Best Collection村田和人(東芝EMI。JAN: 4988006121201) |
1995年 |
○ |
○ |
○ |
ベスト |
BEST TRACKS ON THE MOON(イーストウエスト。JAN :4988029427939→JAN: 4943674065899) |
1996年→2006年再発 |
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ベスト |
村田和人 コンプリートEPコレクション ~MOON YEARS~(イーストウエスト。JAN: 4988029871039) |
2002年 |
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ベスト |
夏!夏!夏!BEST ALBUM-NON STOP DJ MIX-UNIVERSAL EDITION(ユニバーサル。JAN: 4988005775030) |
2013年 |
○ |
○ |
○ |
ベスト |
・村田和人/スーパー・ベスト(ワーナー。JAN: 4535546501613) |
2015年 |
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ベスト |
エヴァーグリーン・ワークス~永遠に続く輝き~(STEPS(ビクター時代)。JAN: 4571346190640) |
2019年 |
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ベスト |
一本の音楽 ~MOON YEARS~ |
2020年 |
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特 |
今日から始めよう |
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○ |
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○ |
ベスト盤も含めて、「アルファ・ムーン/ムーン・レコード」の作品が全く含まれていません。何とかしていただきたいところです。
あと、以上に含まれているアルバム等でも、CDに収録されている「ボーナス・トラック」は全く存在しません。残念なことです。
この話題、またの機会にもう少し書きます。
9th |
HELLO AGAIN |
1993年3月24日 |
○ |
○ |
○ |
10th |
evergreen |
1994年6月22日 |
○ |
○ |
○ |
11th |
sweet vibration |
1995年9月21日 |
○ |
○ |
○ |
12th |
Now Recording |
2008年4月1日 |
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○ |
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(2008年8月27日) |
(プラス) |
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13th |
ずーーっと夏。 |
2009年7月15日 |
○ |
○ |
○ |
14th |
ずーーっとずっと、夏。 |
2010年9月15日 |
○ |
○ |
○ |
15th |
ずーーっとずっと、ずっと夏。 |
2012年5月23日 |
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○ |
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16th |
Treasures in the BOX |
2013年6月26日 |
○ |
○ |
○ |
17th |
P-CAN |
2014年7月25日 |
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18th |
De P-CAN(村田和人&HIS FRIENDS) |
2018年7月2日 |
○ |
○ |
○ |
ベスト |
Mind Resort(ソニー・ファミリー・クラブ。JAN:0335040101H) |
1984年 |
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ベスト |
シングル・コレクション(アルファ・ムーン。JAN: 4988029003539) |
1987年 |
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>>1086
「村田作品はどこまでデジタルで流通されているか?」を具体的に少し調べてみました。
Amazon Music
LINE MUSIC
Apple Music
の3つです。
この3つですら、聴くことができる村田作品の範囲が微妙に違います。
まずは、結果を。
枚 |
タイトル |
発売日 |
Amazon |
LINE |
Apple |
1st |
また明日 |
1982年6月21日 |
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2nd |
ひとかけらの夏 |
1983年6月25日 |
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3rd |
MY CREW |
1984年7月10日 |
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4th |
Showdown |
1986年6月25日 |
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5th |
Boy's Life |
1987年6月25日 |
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6th |
GO POP |
1988年10月5日 |
○ |
○ |
○ |
7th |
太陽の季節 |
1989年6月14日 |
○ |
○ |
○ |
8th |
空を泳ぐ日 |
1990年7月25日 |
○ |
○ |
○ |
先にご紹介した『ジャパニーズ・シティ・ポップ』でもそうなのですが、一部で、6枚目のアルバム『Go Pop』の評価が必ずしも高くないという事実があります。
確かに、レコード会社を東芝EMI/EastWorldに移籍し、音楽的には、打ち込み主体になって、印象は変わりました。編曲は全10曲とも幾見雅博さん、のちに「ラグ・フェア」の編曲で有名になるかたですが(いや、別に有名にはなっていない?)、以前には、村田さんと接点のあった方ではなさそうです。
一部には、ご本人も、このアルバムをあまり気に行っていなかった、という情報もあります。なお、その次のアルバム『太陽の季節』(7th、1989)では、ご自分の編曲に戻っています。
ただ、『Go Pop』は、「打ち込み主体」といわれることがあるとはいえ、参加しているミュージシャンは多数、しかもかなりベテランもおられて(例えば、ドラムスは村上秀一さんと宮崎まさひろさん(2人でどの分担で作品を叩き分けているのか不明)、ベースは美久月千晴さん、高水健司さん。青木智仁さん、水野正敏さん、ギターは幾見雅博さんのほか斉藤英夫さん、キーボードは重見徹さん、永田一郎さん、松田真人さん、等々)。さらに、『Go Pop』には、ブラスすらも入っています。決して幾見さんがお一人で打ち込みでサウンドを作った、などということには全くなっていません。ようするに、マニュアル的(バンド的)な部分は、かなりあります。「打ち込み主体」を強調しすぎるのは誤解を生じさせかねないとうのが実際です。
むしろ、大きな変化という意味では、アルファ時代の5枚に比べ、ロック色が強い、骨太い音になっていて歌い方も野太い、「荒さ、熱さ」があるなどという点が、デビューから今まで5年以上のファンには違和感があったということではないでしょうか? なお、このような音楽的な傾向は、聴いてみればわかることですが、次の『太陽の季節』やその次の『空を泳ぐ日』にも接続している部分があります。
また、ここでいう「バンド的」というのは、村田さんご本人としては、ライブで再現できるかどうか、という点がポイントだったようです。すなわち、打ち込みだけではなくいくらスタジオ・ミュージシャンの演奏が入っていたとしても、ライブでそのまま再現することを想定した構成ではなかった、ということだったのでしょう。ということで、次の『太陽の季節』では、スタジオ・ミュージシャンではなく、いわゆる「村田バンド」を主体にしたメンバーによる音作りに戻っています。
なお、このアルバムにおける「打ち込み部分」と「マニュアル部分(バンド部分)」のバランス(組み合わせ)が適切なのかどうかについては、「打ち込み」が広まってきてあまり時間もたっていない時期だったということもあり、意見が分かれるところなのだと思います。
とはいえ、当時『Go Pop』を聴いた者としては、思い入れもあり、実は嫌いなアルバムではありません。
作詞でいうと、安藤芳彦さんの作品こそないものの、おなじみの田口俊さんの作品が4曲、他に、石川あゆ子さんが3曲、ムーンライダーズ系統の印象がある直枝政太郎さんが2曲(どういう接点が?)、サエキけんぞうさんが1曲と、多彩な感じ。
いくつか個別の作品について書きますと、
「GOOD MORNING KISS」と「SKY LOVE」は、このアルバムの特長ともいえる、勢いのある、あざやかで明るい作品(後者はシングルです)。歌もコーラスも走っています。良くも悪くも、この2作品とその間にはさまれた、比較的同傾向の「GIRL tHE TOY」を含む冒頭の3曲を気に入ることができるかどうかに、このアルバムの評価がかかっているのかもしれません。ドラムスも激しいです。上記のとおり、村上秀一さんか宮崎まさひろさんです。
「SHINING STAR 〜うまく言えない〜」は山本圭右さんのコーラスも聴ける「ハチロク」の佳曲。
「水のエンベローブ」は、村田作品にときどきある、「夜」的なイメージを醸し出す作品。村田さんの暗めのコーラスワークも気にいってます。
「FLYING SANTA CLAUS」は、村田さんにはめずらしい冬作品で、しかも傑作です。きれいな弦も聴くことができます。以前、このスレで「冬あるばむ」を提案したことがありましたが、「村田さんと冬」を考えるときに、当方の場合、常に念頭にあるのは、この作品です。
以上たらたらと書いてきましたが、レコーディング作品とライブとの関係は、なかなか難しい問題がありますね。
なお、「I LOVE Kaz!」
http://polo.minnie.ai.kyutech.ac.jp/tocomo/KAZ/index.html
がなくなって、まとまった情報が見つけにくくなっていた村田さんのアルバムの作品の作詞・作曲・編曲情報ですが、現在「フライ・ハイ・レコード(FLY HIGH RECORDS)」から発売されている8枚目までについては、次のページで該当するジャケットをクリックすると、そこに情報が掲載されていることを発見しました。
http://shyglance.web.fc2.com/pg661.html
大変便利です。ぜひご参照ください。
アロハ・ブラザースについてですが、アルバムは『世界のアロハ・ブラザース』(2010年)という1枚しかありませんが、アロハ・ブラザース名義の作品が、小職の知る限り2点、杉真理さんのアルバムに収録されています。
次の2作品です。
『魔法の領域』(2008年)収録の「君にしてあげられること」
『THIS IS POP』(2014年)収録の「あの日にダルセーニョ」
これら以外にもありましたら、ぜひお教えください。
よろしくお願いします。