先週に続けて、旧アルファ・ムーン時代のベスト盤についてです。
旧アルファ・ムーン時代全7枚は、次の2枚がほぼ時期を2つに分けているので、全部のアルバムに収録されている作品はありません。、
・REAL COLLECTION 1982-1984(イーストウエスト、1990年。JAN: 4988029408235)
・REAL COLLECTION 1984-1987(イーストウエスト、1990年。JAN: 4988029408334)
3枚目の『My Crew』(1984年)の作品がこの2枚で分割して収録されています。
また、『ひとかけらの夏』の「ニコニコワイン」だけが、他の作品よりもだいぶ短いからでしょうか、両方に重複して収録されています。
この2枚を、あえて1枚とみなして、旧アルファムーン時代を6枚と考えると、次の2作品のみが6枚全部に収録されています。
・電話しても
・一本の音楽
これだと、あまりに当たり前すぎて、確認した意味がほとんどないですね(笑)。
6枚の中に『シングル・コレクション』『EPコレクション』が含まれていますので、どうしてもシングル作品に限られてしまい、また、1枚目の特別なベストアルバム『Mind Resort』が1984年なので、3枚目の『My Crew』までの作品に限られてしまう、ということになります。
なお、それぞれのベスト盤に収録されている「一本の音楽」はシングル・ヴァージョンかどうかは確認できていません。
ここで、『シングル・コレクション』『EPコレクション』『Mind Resort』を除くと、残り3枚(相当)まで減ってはしまいますが、東芝EMI盤ももともと3枚でしたから、あえて比べてみますと、次の7作品が残りました。
・電話しても(1st『また明日』収録)シングル
・Catching The Sun(2nd『ひとかけらの夏』収録)シングル
・一本の音楽(2nd『ひとかけらの夏』収録)シングル
・Travelin' Band(2nd『ひとかけらの夏』収録)
・幻影(イリュージョン)(2nd『ひとかけらの夏』収録)
・ORLEANS~想い出のオーリアンズ~(4th『Showdown』収録)
・Stay The Young(5th『Boy's Life』収録)シングル
今度は偏りが出ましたね。2枚目からは4曲もあるのに、3枚目から1曲もない。
シングル「Weekend Love」(3rd『My Crew』収録)もない。他にも、この中に含まれていないシングルが何枚かあります。
とはいえ、『My Crew』について書きますと、個々のベスト盤には、この3枚目からまったく選ばれていないというわけではないので、それぞれ選ばれてはいるのだけれど、なぜか重複が少ない、ということなのかもしれません。
なお、やはり、「Catching The Sun」と「一本の音楽」は、シングル・ヴァージョンかどうかは確認できていません。
最後に、旧アルファ・ムーン時代は、オリジナルアルバム5枚に対してベストアルバム7枚は、多すぎませんか? 実は、村田さんは、それほど有名ということ?
次々と新しいベストを出すよりも、1つのベスト盤をじっくりと売っていくほうが効率的(コスト的にも有利)ではないかと思いますが、実態はそうではないのでしょうか?(ペットボトルの飲み物と同じで、どんどん新しいベスト盤を出したほうが、かえって売れて、利益も出る?)
または、選曲の違いで、どれか1枚は購入してもらえると期待していたり、村田マニアが、出すベスト盤、出すベスト盤、全部を購入してくれる(笑)と期待しているのかもしれません。
ご紹介したとおり、アルファ・ムーンと東芝EMIのベスト盤はそれぞれ複数あるわけですが、どの作品が多く収録されているか? 収録されていることが多い作品は何か? を確認してみました。
東芝EMIの次の3枚のベストで、3枚とも収録している作品は、以下の7作品
・Best of Summer Collection(東芝EMI、1991年。JAN: 4988006087453)
・風と光のサイクリング~村田和人ベスト(東芝EMI、1993年→2016年再発。JAN: 4988006103528→JAN: 4988031181775)
・Big Artist Best Collection村田和人(東芝EMI、1995年。JAN: 4988006121201)
・スカイ・ラヴ(6thアルバム『GO POP』収録)シングル
・SARA!(7thアルバム『太陽の季節』収録)シングル
・134号ストーリー(7thアルバム『太陽の季節』収録)
・空を泳ぐ日(8thアルバム『空を泳ぐ日』収録)シングル
・優しいなんて誤解(8thアルバム『空を泳ぐ日』収録)シングルc/w
・サイクリングに行こう(8thアルバム『空を泳ぐ日』収録)
・パラダイス・ロード(8thアルバム『空を泳ぐ日』収録)
東芝EMIの時期の3枚のシングルはすべて含まれていたりしますので、なるほどという感じですかね。
残り、すなわち、ベスト盤3枚のうち、2枚または1枚にしか収録されていない作品は、以下の14作品です(アルバムごとに並べました)。
・グッド・モーニング・キッス(2枚)(6thアルバム『GO POP』収録)
・フライング・サンタ・クロース(1枚)(6thアルバム『GO POP』収録)
・ガール・ザ・トーイ(1枚)(6thアルバム『GO POP』収録)
・水のエンベロープ(1枚)(6thアルバム『GO POP』収録)
・Shining Star~うまく言えない~(1枚)(6thアルバム『GO POP』収録)
・ラヴ・アゲイン(1枚)(6thアルバム『GO POP』収録)
・マリン・ブルー,フィール・ソー・ブルー(2枚)(7thアルバム『太陽の季節』収録)
・夢の遠さ(1枚)(7thアルバム『太陽の季節』収録)
・風とコロナ(1枚)(7thアルバム『太陽の季節』収録)
・夢の降る浜べ(2枚)(7thアルバム『太陽の季節』収録)
・シンガポール・スリング(1枚)(7thアルバム『太陽の季節』収録)
・この夜の片隅で(2枚)(8thアルバム『空を泳ぐ日』収録)
・湘南ドリーミング(1枚)(8thアルバム『空を泳ぐ日』収録)
・THIS BOY(1枚)(オムニバスアルバム『愛こそはすべて』収録)
6枚目、7枚目、8枚目の順で、減っているのは偶然でしょうか?
(つづき)
・Big Artist Best Collection村田和人(東芝EMI、1995年。JAN: 4988006121201)
TOCT-8833
1. グッド・モーニング・キス
2. サイクリングに行こう
3. スカイ・ラヴ
4. マリン・ブルー,フィール・ソー・ブルー
5. シンガポール・スリング
6. 134号ストーリー
7. 優しいなんて誤解
8. SARA!
9. 夢の降る浜べ
10. ラヴ・アゲイン
11. 湘南ドリーミング
12. この夜の片隅で
13. パラダイス・ロード
14. 空を泳ぐ日
・BEST TRACKS ON THE MOON(イーストウエスト、1996年→2006年再発。JAN :4988029427939→JAN: 4943674065899)
1996年
AMCM-4279
2006年
WPCL-10356
1.一本の音楽
2.電話しても
3. SUMMER VACATION
4. WEEKEND LOVE
5. So long, Mrs.
6. BE WITH YOU
7. やさしさにGood-bye
8. Stay The Young
9. LADY SEPTEMBER
10. Catching The Sun
11. FIND SOMEBODY NEW
12.幻影
13. ISLAND
14. ORLEANS~想い出のオーリアンズ~
15. WE LOVE YOU
16. GREYHOUND BOOGIE
17. Show Must Go On
18. Travelin’ Band
19.ニコニコ・ワイン
・村田和人 コンプリートEPコレクション ~MOON YEARS~(イーストウエスト、2002年。JAN: 4988029871039)
AMCM-10002
1.電話しても
2.CATCHING THE SUN (シングル・バージョン)
3.一本の音楽 (シングル・バージョン)
4.WEEKEND LOVE (シングル・バージョン)
5.SHOW MUST GO ON (アルバム未収録)
6.25時のアベニュー -LOVE YOU FOR THE NIGHT-
7.湾岸ウィング
8.STAY THE YOUNG
9.波まかせ風まかせ
10.LADY SEPTEMBER
11.WHISKY BOY
12.UP TO LOVE (アルバム未収録)
13.DANCE WITH ME (アルバム未収録)
14.SEE YOU AGAIN
15.IN THE SOUTHERN SKY (アルバム未収録)
16.MORNING SELECTION
17.ON THE WIND (初商品化) (Bonus Track)
・夏!夏!夏!BEST ALBUM-NON STOP DJ MIX-UNIVERSAL EDITION(ユニバーサル、2013年。JAN: 4988005775030)
UICZ-4282
1.Life is Fun
2.JUMP INTO THE SUMMER
3.Here Come The Thunder
4.R-134波浪警報 (New Recording Version)
5.颱風少年
6.夏が終わらないうちに
7.少年サイダー
8.堕落の夏
9.Used Wagon
10.どこ吹く風
11.Lost Hero
12.耳鳴りの夏
13.High School Band
14.太陽のPrecious
15.Dreaming by the Seaside
・村田和人/スーパー・ベスト(ワーナー、2015年。JAN: 4535546501613)
WQCQ-486/CCCR-10122
1.電話しても
2.Catching The Sun
3.一本の音楽
4.WEEKEND LOVE
5.Show Must Go On
6.25時のアヴェニュー~LOVE YOU FOR THE NIGHT~
7.See You Again
8.湾岸ウイング
9.Stay The Young
10.幻影(イリュージョン)
11.ORLEANS~想い出のオーリアンズ~
12.Travelin' Band
・エヴァーグリーン・ワークス~永遠に続く輝き~(STEPS RECORD(ビクター時代)、2019年。JAN: 4571346190640)
STPR-13
1. Naughty Boy Shuffle
2. TRUST
3. Maybe My Lady
4. 週末はゴキゲン
5. LET’ BE FRIENDS
6. 君の自由
7. Do you wanna dance?
8. LADY TYPHOON
9. 夏を忘れた瞳に
10. Sky of Joy
11. 太陽の恋人
12. 旅は君連れ
13. For You For Me
14. Slide on Your Season (summer version)
15. Slide on Your Season
以上です。
おつかれさまでした。
村田さんのベストアルバムの収録作品を以下列挙します。
実物で確認したわけではなく、ネット上の情報をとりまとめたものです。
2006年以前のとあるベスト盤の曲目には、「アルバム未収録」のような記載があり、すでに古くなっていたりしますが、参考までにそのままにしています。
また、明らかな間違いは訂正していますが、曲順も含めて、ネットで見つけた情報そのままですので、表記も統一されていません(カタカナ表記と英文表記との混在、など)。また、間違いがあるかもしれませんが、その場合ば申し訳ありません。ご指摘いただければ幸いです。
それでは、スタートです。
・Mind Resort(ソニー・ファミリー・クラブ、1984年。JAN:不明)
品番なし
1. ORLEANS (想い出のオーリアンズ)
2. やさしさにGood-bye
3. GIMME RAIN
4. JUST A LITTLE LOVE
5. 天気雨を待ちながら
6. WEEKEND LOVE
7.電話しても
8. UP TO LOVE
9. SUMMER VACATION
10. 終らない夏
11. LADY SEPTEMBER
12.一本の音楽
13. B0Y'S LIFE
14. MORNING SELECTION*
15. TRAVELIN′BAND
16. SHOW MUT GO ON
*Honey & B-Boys
・シングル・コレクション(アルファムーン、1987年。JAN: 4988029003539)
32XM-62
1 . Dance With Me
2 . 一本の音楽
3 . 25時のアベニュー
4 . Morning Selection
5 . Show Must Go On
6 . Catching the Sun
7 . Stay The Young
8 . Weekend Love
9 . In The Southern Sky
10 . 湾岸ウイング
11 . 電話しても
12 . See You Again
・REAL COLLECTION 1982-1984(イーストウエスト、1990年。JAN: 4988029408235)
AMCM-4082
1.電話しても
2. LADY SEPTEMBER
3. BE WITH YOU
4. 台風ドライブ
5. Catching The Sun
6. 波まかせ風まかせ
7. GREYHOUND BOOGIE
8. 終らない夏
9. 幻影(イリュージョン)
10. 一本の音楽
11. Summer Dream
12. So long, Mrs.
13. ISLAND
14. あの波をつかまえて
15. WE LOVE YOU
16. Travelin′Band
17. I'M LEAVING YOU
18. ニコニコ・ワイン
・REAL COLLECTION 1984-1987(イーストウエスト、1990年。JAN: 4988029408334)
AMCM-4083
1. ニコニコ・ワイン
2. FIND SOMEBODY NEW
3. NIGHT ROCKERS
4. 湾岸ウィング
5. 25時のアベニュー (Love You For The Night)
6. MOON BIRDS
7. LAST TRAIN
8. 土曜日のLina
9. ORLEANS (想い出のオーリアンズ)
10. SEE YOU AGAIN
11. Boy's Life
12. 天気雨を待ちながら
13. SEXY PACFIC
14. UP TO LOVE
15. Stay The Young
16. Love Is a Mystery
17. JUST A LITTLE LOVE
18. 夏のスケッチブック
19. SUMMER VACATION
・Best of Summer Collection(東芝EMI、1991年。JAN: 4988006087453)
TOCT-6238
1 . SARA!
2 . グッド・モーニング・キッス
3 . 134号ストーリー
4 . フライング・サンタ・クロース
5 . マリン・ブルー,フィール・ソー・ブルー
6 . スカイ・ラヴ
7 . サイクリングに行こう
8 . 優しいなんて誤解
9 . ガール・ザ・トーイ
10 . 空を泳ぐ日
11 . 夢の遠さ
12 . パラダイス・ロード
・風と光のサイクリング~村田和人ベスト(東芝EMI、1993年→2016年再発。JAN: 4988006103528→JAN: 4988031181775)
1993年
TOCT-7013
2016年
UPCY-9538
1.サイクリングに行こう
2. Sky Love
3.風とコロナ
4.134号ストーリー
5.優しいなんて誤解
6.水のエンベロープ
7. SARA!
8.夢の降る浜べ
9. Paradise Road
10. Shining Star~うまく言えない~
11.この夜の片隅で
12 .THIS BOY
13.空を泳ぐ日
村田さんからは、話題がずれますが、No.918【杉真理と村田和人の感謝還暦ツアーwith 五十嵐浩晃】(2017年7月16日 16:51)とNo.766【北海道札幌で杉&村田&五十嵐浩晃くん】(2014年6月14日 08:57)にちなんで、ということで、お許しください。
最近『GOLDEN☆BEST五十嵐浩晃Singles & New』という2008年のアルバムを聴きました。新曲も入っているという触れ込みですが、どれが新曲なのか、はっきり書いてあるウエブページがネット上でもすぐに見つからなかったので、自分のための記録の意味も込めて、ここで書いておきます。
新曲は次の3曲です。
・Disc 1-1:真夜中過ぎに恋をしよう(作詞・作曲:五十嵐浩晃 編曲:百石 元)
・Disc 2-16:真実(作詞・作曲:五十嵐浩晃 編曲:松本孝浩)
・Disc 2-17:涙(作詞・作曲:五十嵐浩晃 編曲:松本孝浩)
すぐにピンとこない編曲家ですね。
なお、やはり収録作品の「ダブル・サンセット」(作詞・作曲:五十嵐浩晃 編曲:百石 元)と「Blue Moon」(作詞・作曲・編曲:五十嵐浩晃)ですが、これは新曲ではなく、『幸せの瞬間』(ミニアルバム、2000年)に収録されている作品です。
この『幸せの瞬間』からの2曲は次の6枚組の「BOX」の「DISC 6」にも収録されていますが、このBOXは品切で、現在入手不可能です。
・Collectors Box 1988〜2002(2005年5月25日、FZCA-1013/8、MELODY STAR RECORDS
この「DISC 6」というのは上記『幸せの瞬間』の作品を収録しているほか、アルバム未収録のシングル(岩男潤子さんとのデュエットシングルを含む)やシングルc/wを収録した特別な盤です。そして、次の2作品(作詞作曲編曲情報不明)も収録されているのですが、未発表曲のようです。2005年時点での「新曲」なのかもしれません。
・With(ウィズ)
・僕が見つめてる~Good days,Bad days~
このうち2曲目は、極めて珍しく五十嵐さんご本人の作曲ですらないようです(ただし、シングル「街は恋人」(1991年)もご本人の作曲ではない)。
このBOX、ぜひ再発していただきたいところです。
ついでに、このBOXとは直接関係ないのですが、五十嵐さんには、「はるかなる国」という作品もあって、「南紀白浜アドベンチャーワールド」の1990年代のCMソングとのことですが、一般に販売されているCDには収録されていないようです(アドベンチャーワールドだけで販売されていたCDに収録されていた?)。ただ、YouTubeでは聞くことができるので、ご確認ください。作詞作曲編曲情報不明です。
https://www.youtube.com/watch?v=r0r5u8nGU3E
なお、前出のシングル「街は恋人」のc/wの「CHANCE MAKER」という曲も白浜アドベンチャーワールドのCMソングのようです。
最後に、少々長くなりますが、『GOLDEN☆BEST五十嵐浩晃Singles & New』のDisc 1の3曲目に収録されている「ミルク・レディ」について。今回初めて、このシングル・ヴァージョン(もともとのシングル発売は1980年)を聴きました。1stアルバムの『愛は風まかせ Northern Scene』にも収録されており、長らく(40年近く)アルバム・ヴァージョンしか聴いたことがなかったのですが、シングル・ヴァージョン(時期的にはアルバム先行で、「シングル・カット」という位置づけなのでしょう)は、アルバム・ヴァージョンと少し違うようです。アルバムのほうは、曲の最後が「リピート・アンド・カット・アウト」(要するに、最後が突然終わる)なのですが、シングルのほうは、よくある「リピート・アンド・フェイド・アウト」です。当時、このアルバム・ヴァージョンのミルク・レディを聴いて、なぜ、鈴木茂はこんな大胆な編曲をしたのだろうと首をかしげていたのですが、その趣旨が何であったにしろ、さすがにシングルではカット・アウトにはできなかった、ということかもしれません。2曲の終わりの部分を少し比べた感じでは、アルバムのほうには、ご本人の「ミルク・レディ」という繰り返しのボーカルが終わった後に「音楽だけのリピート部分」が何秒かあって、それが最後でカット・アウトになるのですが、この「音楽だけのリピート部分」が、シングルにはありません。シングルではボーカルがフェイド・アウトして終わるということになっているので、単純にこの「音楽だけのリピート部分」をシングル・カットするときに、「カットした」ということだけなのかもしれません。そういう目で見ると、確かに、シングルのほうがアルバム・ヴァージョンより10秒弱短くなっています。ただ、この2曲、もっとしっかり比較したら、他の部分も微妙に違うのかもしれません。